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六本脚ニュースNo.317   2015年10月号   October 2015
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新入荷書籍
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◆新入荷図書(2015年9月9日以降入荷)
http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/new-in.html
※下記にご紹介しきれなかった新刊がございますので、上記URLにてご確認ください

【東トゥラン、タルバガタイ、サウア、南西アルタイの蝶 Vol.2(マダラチョウ科、タテハチョウ科、シジミチョウ科)】
1巻に続き、マダラチョウ科・タテハチョウ科・シジミチョウ科の合計145種を豊富で美しいカラー写真で紹介。
http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/sub237.htm#turan2



【ロシアと近隣諸国のチョウ類文献目録】
1758年から2008年までの約250年の間に出版された、ロシアと近隣諸国のチョウ類に関する文献目録。日本人の論文タイトルも多数掲載されている。目録のため、図はありません。
http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/sub065.htm#bib



【青山潤三中国野生生物著作集CD】
梅里雪山的蝴蝶、中国西南部の蝶TLycaenini、中国西南部の蝶UAporia and Pierini、サパの蝶1・2など12編、合計1400ページを超えるPDF版著作集(本商品はCDです)。
http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/sub657.htm#aoy



【藤岡知夫蝶類コレクションリスト 1 ギフチョウ属】
本書は先に簡易製本で発行された3部作の合本である。収録データは変わらないが、ほとんどの標本は再度撮影され、プレートはリニュアルされた。
http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/sub649.htm#top



【藤岡知夫蝶類コレクションリスト 2 アサマシジミ・ゴマシジミ】
シリーズ最新刊。巻末資料によると、収蔵個体数はアサマシジミ(idas他含)は9,559個体、ゴマシジミは14,292個体と、膨大なデータが掲載されている。
http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/sub649.htm#top



【フィールドガイド スリランカの蝶・トンボ】
スリランカに生息している蝶とトンボを美麗な写真ともに紹介しているフィールドガイド。収録されたチョウ約150種・トンボ約80種は、実際にスリランカを訪れた際に見つかる可能性が高い種類を掲載基準にしている。
http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/sub113.htm#sri



【ロシアおよび近隣諸国のカミキリムシ 第1巻】
ロシアと近隣諸国16ヶ国に記録のあるホソカミキリ科、ムカシカミキリ科、カミキリムシ科の5亜科の全部で90属、264種と127亜種が収録され、そのうち1属、5亜属、1種と28亜種が新たに記載されている。
http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/sub210.htm#rus



【世界のカブトムシ【上】南北アメリカ大陸編(月刊むし・昆虫図説シリーズ6)】
世界のカブトムシのうち、本書では南北アメリカ大陸に分布するヘラクレスオオカブト、ゾウカブト類、タテヅノカブト類、サイカブト類、コガネカブト類、コカブト類、計279種を64カラープレートに図示。
http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/sub083.htm#rhi



【西インド諸島のカブトムシ】
西インド諸島に産する85種(hercules2亜種を含む)のカブトムシ類の図鑑。Hemiphileurus属の2新種、Phileurus属の1新種、Planophileurus属の2新種の記載を含む。
http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/sub043.htm#wi



【アリの社会 小さな虫の大きな知恵】
昆虫の中でも極めて多様な社会性をもつアリの社会について、様々な切り口から解説した一冊。大手町インセクトフェアであっという間に完売した書籍です。
http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/sub034.htm#ari



【Citrina通信 No.500】
「Citrina通信」通算500号記念号(奥付にNo.入り)。一線で活躍されている虫屋さんの想いがつづられた渾身の一冊。記事タイトルは下記URLをご覧ください。
http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/sub269.htm#citrina500



【蝉類博物館-昆虫黄金期を築いた天才・加藤正世博士の世界】
※メール下方の「スタッフ虫日記」でも特別展訪問記を掲載!
本書は現在、同タイトルで練馬区立石神井公園ふるさと文化館で開催中の特別展展示解説書である。展示物一覧の写真のみでなく、各昆虫分類群の第一人者による加藤コレクションの考証と、資料としての加藤博士の著作目録及び略年譜が掲載される。
http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/sub198.htm#hak



【どうする?どうなる!外来生物 とりもどそう私たちの原風景】
神奈川県立生命の星・地球博物館における同タイトルの2014年度特別展の展示解説書。近年、日本各地で問題になっている「外来生物」をテーマに、その由来や生息状況をはじめ、実際に定着した外来生物が引き起こしている様々な事例と対策を紹介。国内の外来生物の現状について、この1冊でわかる。
http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/sub662.htm#dou



【大空の覇者 -大トンボ展-】
神奈川県立生命の星・地球博物館における同タイトルの2012年度特別展の展示解説書。トンボ入門からはじまり、保護保全、地域(神奈川県)のトンボ、日本文化とトンボ、そして世界のトンボと、トンボ界の現状がまるごとわかってしまう一冊である。特に本書の1/3以上を占める世界各地のトンボについての解説は圧巻である。
http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/sub662.htm#ooz



【およげ!ゲンゴロウくん 〜水辺に生きる虫たち〜】
神奈川県立生命の星・地球博物館における同タイトルの2011年度特別展の展示解説書。日本産のゲンゴロウ・水生半翅・ミズスマシ類・ガムシ類185種1亜種が生態写真で掲載されている。
http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/sub662.htm#sui



【季刊昆虫】
韓国初の昆虫雑誌。日本の高尾山のカミキリムシや、ルイスツノヒョウタンクワガタの近縁種である済州島産Nigidius miwaiの飼育、済州島でのクワガタムシ採集記、韓国産シデムシ亜科の目録、成虫および交尾器のカラープレートなど、日本のアマチュアおよび研究者必見の記録もあります。創刊号に限り、特価300円。
http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/sub661.htm



【ぎょぶる第2号】
「福岡県のトゲナベブタムシ発見記」、「福岡県のナゴヤサナエ」、「がむしといふいきもの」など、水生昆虫の記事が目を引く。
http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/sub654.htm



◆好評発売中
・続アジア産蝶類生活史図鑑
http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/sub650.htm
・バッタ・コオロギ・キリギリス鳴き声図鑑-日本の虫しぐれ
http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/sub045.htm#nakigoe
・季節ごとに探せる!高尾山の昆虫430種!
http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/sub054.htm#takao
・生き物を描く〜サイエンスのための細密描画〜
http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/sub662.htm#ega
・昆虫はもっとすごい
http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/sub035.htm#motto
・岐阜県昆虫目録III
http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/sub659.htm#gifu3
・カミキリムシの生態
http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/sub210.htm#seitai
・日本産オサムシ図説
http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/sub507.htm


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新入荷用品・グッズ
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【The 3D昆虫 総集編I (DVD版)】
デジタル時代の未来型昆虫図鑑です。カブトムシ13種、クワガタムシ14種、チョウ21種、ガ19種、その他の昆虫18種の計85種について、全方位360度のあらゆる角度から観察できるだけでなく、お好みの角度に画像を自由に拡大することができます。
これまでにリリースされたアプリの総集編(PC用アプリ)です。
10月末までは特価販売。
http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/sub660.htm



【空中設置式ライトトラップ】
紫外線LEDライトを使った簡単に設置できる(1基20秒ほどで設置可能)ライトFITトラップセットが入荷しました。軽量・コンパクトなため、複数のセットでも楽に持ち運ぶことができます。紫外線LEDライトのみ、本体のみの販売もいたします。
http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/sub641.htm



【Bug Dorm 折畳式 バタフライトラップ 漏斗付】
折り畳みやすく、組み立てや収納が速やかにできます。収納バッグが付いていますので、携帯に便利。
http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/sub127.htm#bt



【安息香酸ナトリウム】
防腐剤として、ピットフォールトラップやフライト・インターセプト・トラップ(FIT)、パントラップ等に用います。
http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/sub165.htm#an



【マルバネクワガタ 泡盛グラス】
奄美から与那国までの各地のマルバネクワガタがデザインされたグラス。泡盛を飲むのに丁度良い。
http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/sub109.htm#yan

 

【ヤンバルテナガコガネ 泡盛グラス】
金色のヤンバルテナガコガネが前面にデザインされたグラス。「原生林を大切に」と「お酒はほどほどに」という言葉が和む。
http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/sub109.htm#yan



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六本脚 店舗特選 値下古書
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下記各1部ですので、売り切れの際はご容赦ください。

【京都府のカミキリムシ】
岩田隆太郎・水野弘造・常喜豊, 1992. B5, 118pp.
表紙・裏表紙に若干の剥がした跡があるが、中身にはまったく問題はありません。
1500円→
特価500円

【日本産蝶類の衰亡と保護第1集】
浜栄一・石井実・柴谷篤弘(編), 1989. B5, 145pp.
4000円→
特価500円

【生態写真集 岡山の蝶-マクロの目で見るチョウの世界-】
難波通孝,1983. A4, 129pp.
使用感はなし、比較的きれいな書籍です。
5250円→
特価3000円

【台湾常見的胡蝶】
林柏昌, 2003. 117 x179mm, 95pp.
台湾に産する158種の蝶を生態写真で紹介。テキスト:繁体字、学名併記(学名索引有)。
1000円→
特価300円

【グリーンブックス85 果樹の害虫】
於保信彦, 1982. B6, 120pp.
特価100円

【グリーンブックス108 東南アジアのシジミチョウI】
林寿一, 1984. B6, 105pp.
特価100円

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古書情報
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最新の古書情報をご案内します
(1点ものがほとんどですので、売り切れの際はご容赦ください)

◆やままゆ書房リストへのご案内
http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/b-kosho.htm

◆弊社在庫古書はトップページから
http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/index-j.html

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スタッフ虫日記
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「石神井公園ふるさと文化館 特別展 蝉類博物館」に行ってきました(文・写真:枝恵太郎)





10月1日から練馬区立石神井公園ふるさと文化館で始まった特別展、「蝉類博物館-昆虫黄金期を築いた天才・加藤正世博士の世界」に行ってきました。加藤正世博士は特にセミの研究家として広く知られていますが、かつて加藤博士が石神井に立てた「蝉類博物館」にあった貴重な資料は、現在は東京大学総合研究博物館に保管されています。今回、加藤博士の約5万点の昆虫コレクションから選りすぐりの標本・資料が展示されることになりました。また偶然にも、今回の企画をされた東京大学総合研究博物館の矢後勝也博士に当日案内していただき、見所も教えていただきました。

特別展の標本を見てまず思ったのは、昆虫の針刺標本のほか、生態を見せる展示標本がたいへん豊富であることでした。たとえばセミの羽化シーンの連続写真はよくありますが、それを各コマ割分だけ羽化途中の標本をつくり、あたかも連続写真のように見せていたり、各齢の幼虫標本や、天敵に捕らえられたセミなど、テーマごとに標本箱に収められており、それがすべてリアルに再現されているのです。私達はがふだん映像で見慣れているようなシーンが、当時テレビなどない時代に標本箱の中で表現されていることに驚きました。またセミ以外でもいろいろな昆虫が収集されており、特に矢後先生から教えていただいた注目すべき昆虫などは、加藤博士が石神井公園で採集したベッコウトンボ・ヨツボシトンボ、高尾山のアカハネバッタ、代々木のオオウラギンヒョウモン、伊豆天城山のチャマダラセセリなど、枚挙にいとまがありませんでした。また変り種としては、回虫の液浸標本ラベルをみると本人と息子から採集したものだったり、石神井公園のハマダラカの標本、X線で撮影されたセミやクワガタムシの写真など、知らなければ見逃してしまうような展示も解説付きで教えていただきました。

なお、特別展は 2015/11/29 (日) まで開催されており、その間各研究者などによる関連講演会があります。詳細は下記を確認ください。
http://www.neribun.or.jp/web/01_event/d_furusato.cgi?no=4821

展示解説書「蝉類博物館-昆虫黄金期を築いた天才・加藤正世博士の世界」は六本脚でも販売しておりますので、遠方の方で特別展に立ち寄ることが難しい方は、ぜひ弊社からお買い求めください。
最後にふるさと文化館内にある、うどん屋「むさしのエン座」さんのうどんは大変美味しいとのこと。矢後先生と学芸員の方のお墨付きです。

写真:
上段左から ふるさと文化館、特別展入口、標本の展示の様子1
下段左から 標本の展示の様子2、昆虫玩具、加藤博士著作(手に取って見ることができる)
※館内撮影は特別な許可を得て撮影しております

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ジャパン・バード・フェスティバル2015のご案内
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今年は、ジャパンバードフェスティバル2015に国内外の鳥類文献・鳥グッズなどをひっさげて出店します!



ジャパンバードフェスティバル(Japan Bird Festival/略称:JBF)は、千葉県我孫子市手賀沼周辺にて行われる、鳥をテーマにした日本最大級のイベントです。行政・NPO・学生・市民団体などによる鳥・自然環境に関する研究・活動の発表、鳥の彫刻・絵画・写真展やスタンプラリーなど、お子様からご年配の方までお楽しみいただけます。
六本脚は「第5会場 鳥博広場」の南側にブースを出します。

【開催日時】
2015年10月31日(土) 9:30〜16:00、11月1日(日) 9:30〜15:00

【開催場所】
千葉県我孫子市手賀沼周辺
第1会場 我孫子市生涯学習センター「アビスタ」
第2会場 手賀沼親水広場
第3会場 親水広場水の館
第4会場 我孫子市鳥の博物館
第5会場 鳥博広場
第6会場 (公財)山階鳥類研究所
地図: http://www.birdfesta.net/jbf/access.html#inside-map

【入場料】
無料

公式HP http://www.birdfesta.net/

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お問合せ・ご注文は、本メールに返信するか、下記のアドレスにお願いいたします。なお本メールは自動配信です。
「六本脚ニュース」配信がご不要のお客様は、大変お手数ですが弊社までご一報下さい。
また、ご住所などの会員登録情報に変更のある方もご一報頂けましたら幸いです。
roppon-ashi@kawamo.co.jp

当ニュースはホームページの補助的なツールです。最新の情報や詳細は当社サイトをご覧ください。
新着情報: http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/new-in.html
店舗情報: http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/tenpo2.htm
 

発行: 昆虫文献   
〒102-0075 東京都千代田区三番町24-3三番町MYビル 3階

営業時間: 13:00〜17:30  定休日: 土・日・祝祭日   
TEL: 03-6825-1164  FAX: 03-5213-1600
E-mail: roppon-ashi@kawamo.co.jp  URL: http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/