神奈川県立 生命の星・地球博物館 展示解説書シリーズ


生き物を描く〜サイエンスのための細密描画〜 
※弊社・発行元ともに完売
折原貴道(編), 2015
A4, 118pp.(フルカラー), 1,200円
本書は同タイトルの神奈川県立生命の星・地球博物館2015特別展の展示解説書である。
生物画のプロフェッショナルの解説と、稀代の生物画家の作品と解説などが掲載されるほか、学術論文に掲載する図の描き方、画像ソフトの簡単な利用方法など、
基礎的な内容も含まれている良書である。特に斎藤禎一氏の「田淵行男と蝶類細密画」は、田淵氏の描いた蝶類細密画について綴った素晴らしい内容となっている。



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どうする?どうなる!外来生物 とりもどそう私たちの原風景※弊社・発行元ともに完売
神奈川県立生命の星・地球博物館, 2014
A4, 128pp フルカラー, 1,350円
近年、日本各地で問題になっている「外来生物」をテーマに、その由来や生息状況をはじめ、実際に定着した外来生物が引き起こしている様々な事例と対策を紹介します。
国内の外来生物の現状について、この1冊でわかります。
神奈川県立生命の星・地球博物館で2014年に開催された特別展の展示解説書。



目 次
身近な外来生物図鑑 4
 第1章 外来生物総論
  外来生物ってなんだろう? 8
  外来生物をめぐる法律 14
  水辺は外来生物だらけ 16
  奥山にも外来生物がいる 21
  バラスト水問題 23
  身近な外来哺乳類 28
  ここはどこの国?日本の空を舞う外来鳥類 31
  遠くからやってきた爬虫類と両生類 35
  身近な外来魚 38
  身近な外来昆虫 41
  カタツムリのなかまの導入種 45
  博物館周辺の身近な外来雑草 47
  タケノコは外来生物!? 51
  淡水魚の安易?な放流 52
  ペット昆虫にご用心 54
 第2章  外来生物が引き起こすさまざまな問題
  沖縄の外来水生動物の現状 58
  小笠原の外来種問題 60
  ニホンザルを脅かす外来サルたち 67
  オオサンショウウオの現状 71
  淡水魚の遺伝的撹乱 75
  国内導入による遺伝的撹乱 〜ホタルの問題〜 77
 第3章  外来生物対策の現場から
  外来種の駆除とその副作用 80
  アライグマ根絶計画 〜神奈川県の根絶対策〜 83
  富士山麓に定着したカナダガンの対策 85
  侵略的外来種ウシガエルが水生生物に及ぼす影響と排除の効果 89
  バス駆除への取り組みとその成果、問題点 91
  侵略的外来種アメリカザリガニの駆除 93
 第4章  外来生物の新たな知見
  外来鳥類ワカケホンセイインコ 98
  愛知県で最近定着した外来種−タイワンタケクマバチ、ムネアカハラビロカマキリ、ムシャクロツバメシジミ− 100
  止まらない侵入 ニューフェイスたち〜リュウキュウベニイトトンボの関東への定着〜 103
  国内外来種としてのカブトムシ 〜よく知られた昆虫が引き起こす問題〜 105
  名も無き渡航者 Pyropyga“ ( ピロピガ)” 107
  るろうに、アリ 109
  まだまだ増える? 園芸由来の外来植物たち 111
  木になるナスビ!? −侵略を始めたナスの大王− 112
  スーパー外来植物!? ナガミヒナゲシ 113
  進化しつつあるアノールトカゲ 〜形態学的にみる外来種〜 114
  ブタクサ・オオブタクサ・ブタクサハムシの侵入から見えてくる、植物と天敵の進化プロセス116
  カエルツボカビ 118
 第5章 とりもどそう私たちの原風景
  外来生物と学校教育 122
  どこをめざす?私たちの自然 125
  外来生物の関連情報 127
■コラム
  河原も外来種でいっぱい 20
  アメリカザリガニとウシガエルの日本への導入の背景 90
  東京港海上公園の昆虫たち 96
  こんなところでも外来種? 104
  止まらない侵入:セミまで定着! 124


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2012年度特別展「大空の覇者 -大トンボ展-」 展示解説書※弊社・発行元ともに完売
神奈川県立生命の星・地球博物館, 2012
A4, 165pp フルカラー, 1,600円
体長13cmを超える世界最大のトンボ、2cmしかない世界最小のトンボや美しい羽のトンボなど1500種を超える生命の星・地球博物館秘蔵の世界的なトンボコレクションを公開した特別展の解説書。
トンボ入門からはじまり、保護保全、地域(神奈川県)のトンボ、日本文化とトンボ、そして世界のトンボと、トンボ界の現状がまるごとわかってしまう一冊である。
特に本書の1/3以上を占める世界各地のトンボについての解説は圧巻である。
第一部はトンボの採集・標本作成から、生態や保全について写真や図とともにわかりやすく丁寧な解説がある。
第二部は日本のトンボ・世界のトンボでは、美しい生態写真とあわせて地域ごとに種数や生息域についても解説されている。



目 次
第一部 トンボのすべて
第一章 トンボ入門 2
トンボの系統と形態 (川島逸郎) 2
昆虫類の化石 (樽  創) 7
トンボの化石 (上田恭一郎) 8
トンボの採集調査に行こう! (苅部治紀) 10
トンボの標本をつくろう (川島逸郎) 11
ヤゴ飼育のコツ (吉田雅澄) 16
トンボ生態写真撮影講座 (尾園 暁) 17
コラム◇ “ トンボ” の名のつく植物 (大西 亘) 18
第二章 トンボの世界の不思議 19
世界最大・最小・最美のトンボ (苅部治紀) 19
成熟にともなう体色変化 (尾園 暁) 21
トンボのDNA 解析 (二橋 亮) 22
カワトンボの分類と翅色多型 (二橋 亮) 23
地理的変異 (尾園 暁) 24
色彩多型 (尾園 暁) 25
神奈川県のカワトンボ類の分布 (苅部治紀) 26
大分県のカワトンボ (堀田 実) 27
トンボの種間雑種 (二橋 亮) 29
ギナンドロモルフ (二橋 亮) 30
Reproduction without sex: the origin and status of Ischnura hastata in the Azores Archipelago,Portugal (Adolfo Cordero Rivera) 31
第三章 トンボの生態の不思議 33
卵の中の世界〜トンボの発生〜 (川島逸郎) 33
トンボのすむ水辺〜微環境ですみ分ける〜 川島逸郎・尾園 暁) 35
トンボの羽化 (尾園 暁) 40
黄昏のトンボ (苅部治紀) 41
産卵あれこれ (尾園 暁) 42
避暑に行くトンボ アキアカネ (佐野真吾) 43
成虫越冬 (尾園 暁) 44
トンボの飛来種 (二橋 亮) 45
南方種の北上 (苅部治紀) 46
大空の覇者の天敵とは? (佐野真吾) 47
トンボの顔 (尾園 暁) 48
第四章 水辺とトンボの保全 49
トンボはなぜ減ったのか? (苅部治紀) 49
日本産トンボ類の危機的状況 (須田真一) 51
コラム◇「ヤゴ」事情あれこれ (川島逸郎) 53
磐田市桶ケ谷沼におけるベッコウトンボの保護活動 (福井順治) 54
ミヤジマトンボの保護と現状 (鍵本文吾) 58
消えた赤とんぼ〜新型農薬とアキアカネ〜 (苅部治紀) 60
コラム◇世界征服をたくらんでいるのか? ウスバキトンボの壮大な“ 渡り” (佐野真吾) 61
絶滅危惧種とその保全〜小笠原諸島〜 (苅部治紀) 62
巨大津波はトンボの生息地をどう変えたか (永幡嘉之) 65
外来種が希少トンボに与えた影響 (苅部治紀) 67
外来種としてのトンボ (苅部治紀) 70
第五章 神奈川のトンボの現在 73
消えゆく水辺とトンボたち 三浦半島の今昔 (川島逸郎) 73
神奈川県のトンボ相のいま (苅部治紀・川島逸郎) 75
第六章 文化の中のトンボ 76
昆虫とトンボの神を探る (相坂耕作) 76
日本の震災切手と欧州のアオハダトンボの切手 (枝 重夫) 78
俳句に詠まれたトンボたち (押野 裕) 81
童謡「赤とんぼ」を探る (相坂耕作) 82
コラム◇♂と♀の「かたち」の違い(川島逸郎) 83
トンボつり(ブリ) (松田 勲) 84
江戸人の眼に映った蜻蛉たち〜雀巣庵蜻?譜〜 (川島逸郎) 86
ラリックが描いた蜻蛉〜美術作家の昆虫への愛〜 (橋本 公) 88
トンボを描く (川島逸郎) 90
第二部 日本のトンボ・世界のトンボ
第七章 日本のトンボ 93
北海道のトンボ (吉田雅澄) 93
東北地方のトンボ (伊藤 智) 94
北陸地方のトンボ (二橋 亮) 95
関東地方のトンボ (尾園 暁・川島逸郎) 96
関西〜九州地方のトンボ (尾園 暁) 98
琉球列島のトンボ (尾園 暁) 99
コラム◇トンボと海水 (川島逸郎) 101
第八章 世界のトンボ 102
韓国のトンボ (鵜飼貞行) 102
Odonata of karst forest from southern Guizhou Province, China (Haomiao Zhang) 104
台湾のトンボ (須田真一) 106
Odonata of the Philippines (Matti Hamalainen) 108
スラウェシのトンボ (鵜飼貞行) 110
ボルネオのトンボ (苅部治紀) 112
マレーシアのトンボ (鵜飼貞行) 114
マレーシア(マレー半島)のトンボ (苅部治紀) 115
インドネシア・スマトラ島のトンボ (苅部治紀) 116
タイのトンボ (村木明雄) 117
ベトナムのトンボ (苅部治紀) 119
バングラデシュのトンボ (梅田 孝) 120
オーストラリア・シドニー周辺のトンボ (苅部治紀) 120
オーストラリア・ケアンズ周辺のトンボ (苅部治紀) 122
コラム◇産卵の時刻〜夜に産むものもいる〜 (川島逸郎) 123
オーストラリア・パース周辺のトンボ (苅部治紀) 124
タスマニアのトンボ (苅部治紀) 126
コラム◇クモ狩り (尾園 暁) 127
ニュージーランドのトンボ (苅部治紀) 128
コラム◇ “ トンボ” の名のつく貝(佐藤武宏) 129
ニューカレドニアのトンボ (苅部治紀) 130
フィジー・サモアのトンボ (苅部治紀) 132
グアムのトンボ (尾園 暁) 134
コラム◇頭は水平 (尾園 暁) 135
ハワイのトンボ (池田和隆) 136
The Odonata of Cuba (Adolfo Cordero Rivera, Commentary) 138
コラム◇砂をならすトンボ (佐野真吾) 139
Odonata fauna of Tropical Latin America (Equador, Colombia, Peru)(Adolfo Cordero Rivera) 140
ボリビアのトンボ (苅部治紀) 141
チリのトンボ (苅部治紀) 143
ロシアのトンボ (梅田 孝) 145
ロシア極東のトンボ (永幡嘉之) 146
シベリア・ロシア極東のトンボ (福井順治) 148
Odonata of Northern Europe(Matti Hamalainen) 150
トルコのトンボ (苅部治紀) 152
Odonata fauna of SW Europe (Adolfo Cordero Rivera) 154
コラム◇奇妙な天敵「冬虫夏草」 (川島逸郎) 155
モロッコのトンボ (梅田 孝) 156
アラブ首長国連邦のトンボ (夏目英隆) 157
Odonata of South Africa (Michael Samways & Christopher Willis) 160
Namibia, where odonates have adapted to live in the dessert (Adolfo Cordero Rivera, Commentary) 162
コラム◇乾燥に耐える〜「不安定」な水域にすむ利点〜 (川島逸郎) 163

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NEW
水生昆虫大百科 2011年度特別展「およげ!ゲンゴロウくん 〜水辺に生きる虫たち〜」 展示解説書 ※弊社・発行元ともに完売
神奈川県立生命の星・地球博物館, 2011
A4, 148pp. フルカラー(写真約450枚), 1,350円
日本産のゲンゴロウ・水生半翅・ミズスマシ類・ガムシ類185種1亜種が生態写真で掲載されている。
特にガムシ、ミズスマシでは初めて図示される種も多く、また、これだけの生態写真が掲載された類書は
ないと思われ、展示解説書であるが水生昆虫図鑑として大変有用である。
ゲンゴロウやミズスマシ、タガメなどの生態、水生昆虫の危機的状況と各地で取り組まれている保全活動等の解説もあり。
巻末には水生昆虫のイラスト漫画付。



目 次
第1章 水生昆虫の世界
 水生昆虫さまざま 2
 日本産水生昆虫生体図鑑 4
 世界最大・最小の水生昆虫 26
 世界の水生昆虫 28
 水生昆虫の特化した形態 29
 水生昆虫のオスとメス 31
 タガメモドキの正体は? 33
 阿部光典氏ゲンゴロウ類コレクションの紹介 34
 水生昆虫を探しに行こう! 35
 飼育してわかる水生昆虫の面白さ! 36
第2章 水生昆虫の生態
 完全変態と不完全変態 40
 獰猛なゲンゴロウの幼虫 44
 肉食から草食への変身 ガムシ 46
 藻類を食べるコガシラミズムシの幼虫 48
 ミズスマシの形態と生活史 50
 地下水に適応した種類 52
 なぜ浮くの? アメンボ・ミズスマシ 53
 お父さんが子育て〜コオイムシとタガメ〜 54
 なぜ浮くの? アメンボ・ミズスマシ 55
 どうやって呼吸をしているの?〜シュノーケル式・アクアラング式・プラストロン式〜 56
 水生昆虫?水際昆虫? メミズムシ・ヒメタイコウチ 58
 ちっさ!エサキタイコウチ 60
 ちょっとがっかり タイコウチとミズカマキリの話 61
 水生植物の根を食べるネクイハムシ類 62
 小さな水たまりにすんでいる小さなゲンゴロウ トダセスジゲンゴロウ 65
 こんなところにゲンゴロウが!下水処理場のハイイロゲンゴロウ観察記 67
第3章 絶滅に瀕する水生昆虫の実態と保全への取り組み
 水際環境の大切さ 70
 水田環境のネットワークの断絶が招く水生昆虫へのとどめ 71
 農地転換が水生昆虫に及ぼした影響−南西諸島における例− 73
 大食漢が命取り タガメの減少 77
 なぜ減った?ミズスマシの怪 81
 博物館コレクションが語るもの 神奈川県にもいたタガメ・ゲンゴロウ(中山コレクション) 83
 むかし昔の井の頭池・住人は源五郎 東京の水生昆虫回顧録 84
 東南アジアでもすすむ農薬使用 89
 かつては水生昆虫の楽園 遠州浜の後背湿地 90
 ゲンゴロウと富栄養化 93
 アメリカザリガニにご用心! 95
 日本のゲンゴロウ類の危機的な生息現状とその保全 96
 絶滅?まだいる?幻の日本産水生昆虫 104
 神奈川県に残る希少種 イトアメンボ 109
 千葉県におけるシャープゲンゴロウモドキの現状と保全 110
 石川県能登半島におけるマルコガタノゲンゴロウ・シャープゲンゴロウモドキの保全 117
 休耕田に穴を掘れ!−シャープゲンゴロウモドキの保全の場合− 121
 キボシチビコツブゲンゴロウが救った池 122
 意図的な放流?タガメの怪 in 福岡 124
 ため池が放棄されるとどうなるの?〜放棄養鰻池に見る環境の変化〜 127
第4章 水生昆虫と文化
 水生昆虫と人との関わり 130
 水生昆虫を食す! 132
 水生昆虫 名前のいろいろ 134
 水生昆虫をモチーフにした切手 136
 刺され講座 138
 数万年前の事故でした 140
特別付録 
 たたかえ!ゲンゴロウくん 141
 おわりに 147


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