暑い盛りにセミの鳴き声、そんな毎日も気づけば9月になり、夕暮れ時から涼しい風が吹き、秋の虫の声に耳を澄ます、そんな時期になりました。秋と言えば、昔から「読書の秋」「芸術の秋」と言われております。秋の夜は過ごしやすいので、灯りをつけて読書や創作活動をするのに一番適した季節ですね。7月から「Go To Travelキャンペーン」が始まり、今度は9月から「Go To Eatキャンペーン」が順次実施されるそうです。少しずつ外出する機会が増えてきているとはいえ、9月の連休は出かけず、自宅にいる予定の方も多いかもしれません。そんな時には、折り紙や画用紙などの色付き紙で、切り絵をやってみてはいかがでしょうか。道具や材料は特別なものは必要ありません。どのご家庭にもある、カッターやハサミ、鉛筆、セロハンテープ、折り紙があれば、どなたでも簡単に作れます。色付き紙がなければ、新聞紙や広告チラシを使ってコラージュしてみても面白いかもしれません。日用品の廃品、例えば、お菓子等の包装紙や牛乳パックは、普段何気なく捨てていますが、そういったものを有効活用すれば、わざわざ材料を買うこともなく、手近にあるもので手軽に楽しめます。できあがったら、厚紙に固定してそのまま壁に飾ってもよし、額縁に入れて飾ると、見栄えも良くなります。また、標本整理の際には、標本をじっくり観察しながら絵を描いてみるのも良いでしょう。色鉛筆やマジックペン、水彩絵の具など画材の種類を描くモチーフによって変えて楽しむのも一興です。六本脚では、切り紙や折り紙の他にも、生き物を描く技法書、透明樹脂に封入する「封入標本」まで、日常を少し華やかにしてくれるそんな参考書籍を紹介しております。これからの秋の夜長のお供にいかがでしょうか。リンクページを是非ご覧下さい。