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六本脚ニュース No.284 2013年1月号 January
2013
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いつもご愛顧有難うございます。2013年からお客様により親しまれるニュースメールをめざし、このたび六本脚ニュースを全面リニュアルいたしました。変更点は、画像の入るHTML版としたこと、簡単に読める「スタッフ虫日記」を毎回入れること、発行頻度を月1回とし、不定期に「号外」を発行すること、などです。どうぞ今後とも変わらぬご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
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新入荷商品
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新入荷図書
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◆第19回 埼玉インセクトフェスティバル
六本脚は2月17日(日曜日)に出店します。
【開催日時】
第1日目 生き虫主体 2月16日(土曜日)
午後1時〜午後5時
第2日目 標本主体 2月17日(日曜日) 午前10時〜午後5時
【場所】 大宮ソニックシティ
第一展示会場
【入場料】大人500円
小人300円(両日とも)
※弊社商品を事前にご注文いただければ、当日お引渡しをすることが可能です。
ご希望の方は、2月13日(水)までにご連絡をお願いいたします。
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スタッフ虫日記
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日本蛾類学会研究発表会に行ってきました! (文・写真 : 枝恵太郎)
今年は名古屋の名城大学で1月27日(日)に開催されました。私は前日恒例の前夜祭に参加すべく早めに名古屋入りしましたが、当日はなんと大雪に。寒空の中、大須観音界隈でぶらぶらしているとSKE48の路上ライブにぶつかり、ようやく名古屋を感じました。前夜祭は30名ほどが国内各地から集まり、名古屋名物、手羽先、土手鍋でお酒を飲みながら蛾談義で盛り上がりつつ、最後は「ひつまぶし」の締めで満腹となりました。翌朝は快晴、ホテルの部屋からは名古屋城のシャチホコが輝いてみえました。
学会当日は11時から総会、13時から研究発表会が始まりました。参加者は50人以上。特別講演1は、「モス・アイ(蛾の目)構造のLEDへの応用」と題し、蛾の目の表面構造が、よりよく光を吸収し、反射せずに透過する円錐形の集合体となっていることに着目し、テレビの液晶パネルなどに実用化されていることなど、ふだん標本をいじっているだけではわからないような最先端の研究について聞くことができました。また、特別講演2「ブナ科植物に対する鱗翅目昆虫群とヤママユの利用戦略」は、植物の進化過程と鱗翅目の食性の変化のかかわりをわかりやすい説明での講義でした。一般講演も地元愛知県、岐阜県での成果を中心に行われ、普段からの地道な調査が新知見をもたらすことを実感しました。
立て続けの講演で、あっというまに発表会は終了。その後は居酒屋に場所を移して、40名を超える参加者での懇親会。学生から古希を迎える大先輩まで、こんなに仲良しの学会は他にはないのではと思います。来年は東京で開催ですので、大勢の参加が見込まれそうです。詳しくは日本蛾類学会のホームページ http://www.moth.jp/ もみてください。
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あとがき
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月1回ですが、皆様に読んでいただけるニュースを目指したいと考えています。また、「スタッフ虫日記」では、スタッフが参加した採集やイベントなどの感想をお伝していきます。ローカルな出来事でも、虫をやっている人はどこかで皆つながっているので、つたない感想ですが、少しでも皆様と六本脚の距離が近くなればよいなあと思います。
発行: 昆虫文献 六 本 脚
〒102-0075 東京都千代田区三番町24-3三番町MYビル 3階
営業時間: 13:00〜17:30 定休日: 土・日・祝祭日
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