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招かれない虫たちの話 虫がもたらす健康被害と害虫管理
日本昆虫科学連合編, 2017
A5変形, 240pp.(うちカラ―8pp.). 3,300円+税
ヒトや動物に健康被害を及ぼす節足動物は、私たちの身の回りに迫る脅威として近年大きな注目を集めています。
本書は、日本昆虫科学連合と日本学術会議による2015年8月に行われたシンポジウム「衛生動物が媒介する病気と被害」の講演
内容を中心に新たに編成したものである。近年話題になった代々木公園のデング熱の話に始まり、マダニ、ヒトスジシマカ、チャバ
ネゴキブリ、イエバエ、ツツガムシ、イエダニ、トコジラミなどについて最先端の情報をわかりやすく解説し、「招かれない虫」とのか
かわり方を探る必読の一冊です。



<目次>
第I部 虫がもたらす感染症と健康被害
 1章 デング熱をはじめとする蚊がうつす病気の生態学
 2章 致死率20%以上の病原体を運ぶマダニが身近に!
 3章 マダニ人体刺症とその対策
 4章 ツツガムシの刺咬による健康被害「つつが虫病」
 5章 ヌカカ媒介感染症
 6章 ハエが係わる感染症
第II部 招かれない虫たちとの関わり方 対策と利用
 7章 都市の衛生害虫管理
 8章 殺虫剤による駆除の実際と課題
 9章 トコジラミの刺咬による健康被害とその対策
 10章 サシチョウバエの分類・同定とその対策
 11章 感染症流行の数理的研究
 12章 蚊の行動を制御する現象
 13章 作用点の変異による衛生害虫の殺虫剤抵抗性


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アリの社会 小さな虫の大きな知恵
坂本洋典・村上貴弘・東正剛, 2015
A5変形, 275pp. 3,200円+税
本書は、昆虫の中でも極めて多様な社会性をもつアリの社会について様々な切り口から解説した一冊。
カースト制(階層社会)という独特の巨大な社会、好蟻性昆虫との共生関係、結婚飛行(ハネムーン)や
巨大シェアハウスなど、アリの社会とそれに関わる虫の巧みな生き方を紹介しています。



<目次>
1.アリに学ぶ 東正剛
アリに学ぶ仕事術
2. アリのグローバル戦略-その野望と成功 村上貴弘
 コラム1 外来アリの母国に行って 佐藤一樹
3. アリのメガコロニーが世界を乗っとる 砂村栄力
4. アリカンパニーの成功の秘訣-後継者選びから人心掌握術まで 菊地友則
5. 新参入者の選択-スペシャリストかジェネラリストか 小松貴
 lコラム2 わずかな匂いの謎を解く微量分析 秋野順治
6. 世界を驚かせた巨大シェアハウスプロジェクト 小林碧
 コラム3 ファインダー越しのアリの世界 小松貴
7. アリに学ぶ食と住まいの安全-二千万年の知恵 上田昇平
8. アリ社会にみるおれおれ詐欺対策 坂本洋典
 コラム4 元始のアリ社会を探しに
9. アリ社会の最新男女事情 大河原恭祐
10. 遺伝子からみたアリの社会 宮崎智史
 コラム5 アリの世界を創る 島田拓
おわりに
生物名索引
事項索引
著者紹介


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昆虫科学読本−虫の目で見た驚きの世界
日本昆虫科学連合 編, 2015
A5, 286pp. 2,900円+税
16の昆虫関係の学会で構成される昆虫科学連合における、気鋭の昆虫学者により執筆された一般向けの啓蒙書。
目次PDF




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マダガスカル島 -西インド洋地域研究入門-
小山直樹, 2009.
A5, 334pp. 3,800円+税
1981年から計15回、主にワオキツネザルの社会生態学研究のためにマダガスカル島を訪れた著者が、
島の地史・動植物相・気候・民族・言語・宗教・歴史などにも言及したマダガスカル島百科。
昆虫に関する記述はごくわずかだが、同島を知るには格好の一冊。



主な目次
はじめに 
第I部 自然史 1
 1.西インド洋の概要と生物地理 3
 2.マダガスカル固有の原猿類-キツネザル類- 33
 3.ワオキツネザルの生活と社会 43
 4.ベレンティ保護区とその周辺の生き物・環境 95
 5.調査行 117
第II部 マダガスカルの人々 149
 6.マダガスカルの民族集団、人口、言語、歴史 151
 7.人々の生活 209
 8.マダガスカルのこれから-政治・経済情勢と森林の保全- 283
 あとがき 304
 引用文献および参考文献 325
 事項索引 329
 学名索引 334
 
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海の外来生物 -人間によって撹乱された地球の海-
日本プランクトン学会・日本ベントス学会(編), 2009.
A5, 298pp. 3,200円+税
「外来生物」に関する書籍は、陸上生物や魚類についてはこれまで数多く出版され、法律も徐々に整備されてきたが、
貝・フジツボ・カニ・海草など、魚類を除く海の外来生物についてはほとんど法規制されておらず、またマスコミや一般の
関心も低いままである。本書はそれらの現状・問題点等について、生物の専門家ではない高校生以上の学生や一般向けに
分かりやすく解説している。カラー口絵9ページ。



主な目次
カラー口絵 
はじめに 
I部 外来海洋生物とは? 1
 1.海の外来生物Q&A 3
 2.サンフランシスコ湾の悲劇:外来種に席巻された感潮域 19
II部 外来海洋生物の分類、分布、生態 31
 3.海の外来貝類の現状と研究のススメ 33
 4.新たなる外来フジツボ:最新情報 49
 5.大都市近郊の内湾域に定着した外来種のカニたち 75
 6.外来種としての多毛類 91
 7.外来ホヤ類研究の魅力と課題 99
 8.移動する有害過鞭毛藻類 107
 9.小さき侵略的外来種:カイアシ類 123
 10.海藻類:世界に拡がった日本の海藻 137
 11.魚類寄生生物:生きた魚介類の輸入に伴って侵入する寄生虫 157
 12.外来海産魚の導入の現状とリスク管理 177
III部 外来海洋生物の導入手段 193
 13.バラスト水による導入の特徴 195
 14.船体付着による導入の特徴 205
 15.水産物による導入の特徴:水産物移動に伴う外来種の移入 217
IV部 外来海洋生物をめぐる条約と法律 233
 16.バラスト水管理条約 235
 17.条約が求めるバラスト水処理装置と開発現状 245
 18.外来生物の侵入を阻止する法律作り:海外との比較を通じて 257
参考文献 265
用語解説 281
あとがき 287
生物名索引 289
本書に扱われた、日本における国外起源の外来海洋生物の学名 293

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琉球の蝶−ツマグロヒョウモンの北進と擬態の謎にせまる−
※弊社・発行元ともに完売
伊藤嘉昭, 2009.
A5, 105pp. 2,800円+税
近年、本州各地で分布を広げているツマグロヒョウモン。その分布北進と擬態の謎について考察する。
※「沖縄に産するチョウ全般」についての本ではありません



主な目次:
カラー口絵4ページ
はじめに
第1章:地球温暖化と亜熱帯性生物の北進 1
 地球温暖化 3
 最近分布が北進した虫たち 7
 ツマグロヒョウモンは? 10
 害虫分布の北進 16
第2章:ヒョウモンチョウとは? 21
第3章:擬態をめぐる議論 25
 ベーツ氏擬態 26
  (一)擬態とはなんだろう? 26
  (二)なぜメスだけが擬態するのか? 29
  異性間性淘汰説 30
  メスへの捕食圧がオスより高いことによるという大崎の説 33
 ベーツ氏擬態の進化―琉球のシロオビアゲハ 37
 メス限定擬態に関する大崎の説 41
 雌雄異型だからといって擬態のための進化とは限らない 45
 一部のメスだけが擬態する理由は何か?−非擬態型メスの存在理由− 47
 ミューラー氏擬態 53
 ベーツ氏擬態とミューラー氏擬態の関係−最近おこった議論− 55
 ツマグロヒョウモンは?ここでは単純なベーツ氏擬態としておく 60
 ツマグロヒョウモンのメスはゆっくり飛ぶ? 60
第4章:愛知県のツマグロヒョウモン 61
 名古屋市・日進市での生活史 62
 ツマグロヒョウモンの愛知県への進出と普通種化 63
  ツマグロヒョウモンにとってのパンジーの重要性:モデル種が北上しない原因は寄生主不足? 64
 個体数の調査 65
  (一)成虫個体数を知る唯一の方法「マーキング法」 65
  (二)個体数調査(1999-2000年) 65
  (三)個体数調査(2005年以降) 73
   (a)用いた式 73
  (b)マーク虫回収率 74
   (c)個体数の季節変化 75
   (d)推定成虫率 77
 (四)性比 78
  (五)逃亡率 82
  (六)捕食痕をもつ個体の率 83
   (a)データ 83
  (b)捕食痕をめぐる最近の議論 86
   (c)捕食痕の率に見られる性差の原因 87
第5章 ツマグロヒョウモンをめぐる大崎直太氏の見解と私の考え 89
今後の問題−あとがきにかえて 95
謝辞 98
引用文献 101
索引 105

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ホソカタムシの誘惑 -日本産ホソカタムシ全種の図説-
第2版 ※弊社・発行元ともに完売
青木淳一, 2009.
A5, 194pp. 2,800円+税
ホソカタムシは枯れ木に生息する微小な甲虫で、その多くは2.5〜5mmほどの大きさだが体表には見事な彫刻が施されており、
格調高く愛らしい甲虫。本書はササラダニ類研究の第一人者として知られる著者が、退官を期にかつて少年時代に「一目ぼれ」
したホソカタムシの研究を復活、その魅力を分かりやすく語る。前半の「ホソカタムシの研究法」「採集日記から」「ホソカタムシ
採りの達人たち」などは、ホソカタムシ以外の微小な朽木性甲虫の研究・採集にもヒントが多く、標本作成法や図の作画法など
は道具も含めて分かりやすく紹介されている。
また本書の半分の約100ページを占める「日本産ホソカタムシ図説」では、日本産48種について、各種見開き2ページで著者自
身の手による美しい線描画と分布地図を掲載、体長・姿形・和名および学名の由来・分布・タイプロカリティー・公表された採集記
録・未公表採集記録・生息環境(生態)などを解説(種によっては部分図、検索表の掲載もあり)。微小甲虫の採集・研究に二の
足を踏まれていた方にはぜひお勧めしたい1冊。



目次:
1章 ホソカタムシに関するQ&A 1-6
2章 ホソカタムシの魅力 7-15
コラム1 甲虫の種類数 16
3章 ホソカタムシの研究法 17-35
コラム2 ガム・クロラール液の作り方 36
4章 採集日記から 37-61
コラム3 甲虫の分散 62
5章 ホソカタムシ採りの達人たち 63-75
コラム4 アマチュア研究者の貢献 76
6章 日本産ホソカタムシ種名リスト 77-81
コラム5 記載と外国語 82
7章 日本産ホソカタムシ図説(分布図つき) 83-183
 A.ムキヒゲホソカタムシ科(13種) 86-110
 B.コブゴミムシダマシ科(35種) 112-183
文献 185-187
謝辞 189
あとがき 191
学名索引 193
和名索引 194

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クモ学 -摩訶不思議な八本足の世界-
小野展嗣, 2002.
A5, 236pp. 2,800円+税
「クモはどのような虫なの?」「クモはどうやって息をしているか?」「足はなぜ八本なのか?」
「どうやってあんなにきれいなレース網を編むことができるのか?」などクモの摩訶不思議な世界を、生
理学、生態学、形態学・生物地理学、進化学から解き明かす。「スパイダー入門」のための一冊。




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ミミズ -嫌われものの はたらきもの- 
※弊社・発行元ともに完売
渡辺弘之, 2003.
A5, 145pp. 2,000円+税
常に嫌いな虫の上位にランクされるミミズだが、土地を耕してくれるほか、彼らの存在がもたらす効用は我々人間にとって非常に
大きい。長年研究してきた著者がミミズの生活史や生態をわかりやすく語る。「2章 日本のミミズ」ではハッタミミズや奈良の大ミミ
ズなど巨大ミミズを紹介。「メコン河の長いミミズ」では、「世界のゼフィルス大図鑑」などの著作で知られる小岩屋敏氏撮影の長さ
2.9m!の大ミミズも登場。



主な目次
まえがき
1章 ミミズとは 1
2章 日本のミミズ 13
3章 ミミズの数とはたらきを調べる 53
4章 ミミズの生活史・生態 69
5章 土壌耕耘量の比較 105
6章 ミミズを尊敬して 127
ミミズ学 参考書 143
あとがき 145


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森と水辺の甲虫誌
丸山宗利(編著), 2006.
A5, 326pp. 3,200円 +税
世界にはどのような甲虫がいるか。どんな生活を送り、どのように進化を遂げてきたか。甲虫がどれほど多様かに答える、分類か
ら最新進化学までの15話



目次
はじめに iii
1章 甲虫学入門 丸山宗利 1
    コラム1 ネジレバネは甲虫か 丸山宗利 26
2章 海辺にハンミョウあり 佐藤綾 27
    コラム2 絶滅の危機に瀕する甲虫と湿地環境 川那部真 44
3章 オサムシの眼を通して自然環境を見る 堀繁久 47
    コラム3 DNA解析入門 佐藤綾 66
4章 エンマムシ研究,分類学と系統学 大原昌宏 67
    コラム4 DNA解析と生態学 佐藤綾 84
5章 モンシデムシはなぜ埋葬虫か? 鈴木誠治 85
    コラム5 DNA解析と分類学 丸山宗利 102
6章 クサアリの巣の劇場 丸山宗利 103
7章 アリヅカムシの未知なる世界 野村周平 121
    コラム6 1年間に発表される甲虫の新種 吉富博之 143
8章 クワガタムシの多様性の秘密を探る 荒谷邦雄 145
9章 家族で暮らす甲虫クロツヤムシ 常喜豊 167
    コラム7 子育てする甲虫 鈴木誠治 183
10章 タマオシコガネの自然史 近雅博 185
11章 清流の妖精ヒメドロムシ 吉富博之 201
12章 サルノコシカケの中の住人ツツキノコムシ 川那部真 215
13章 個性豊かなマダラテントウ 片倉晴雄 235
14章 ネクイハムシの200万年 林成多 255
     コラム8 甲虫の化石 林成多 276
15章 単子葉植物に適応したオサゾウムシ 小島弘昭 277
あとがき 297
参考文献 299
索引 318


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樹の中の虫の不思議な生活-穿孔性昆虫研究への招待-
柴田叡弌・富樫一巳(編著), 2006.
A5, 240pp. 2,800円 +税
カミキリムシやクワガタムシなどの穿孔性昆虫の知られざる生活を紹介し、穿孔性昆虫と寄主である樹木との興味深い関係を提
起する。



目次
まえがき
1章 穿孔性昆虫とは 柴田叡弌
2章 穿孔性昆虫の樹幹利用様式-問題の提起- 柴田叡弌
3章 スギカミキリの樹幹利用様式 柴田叡弌
4章 スギカミキリに対するスギの防御 伊藤賢介
5章 ちょっと変わったスギザイノタマバエの生活 讃井孝義・吉田成章
6章 ヒノキカワモグリガの生活 加藤一隆
7章 マツノマダラカミキリの生活 富樫一巳
8章 枯死材をめぐるオオゾウムシの生活 中村克典
9章 穿孔性昆虫を利用する寄生バチ 浦野忠久
10章 キバチ-共生菌との複雑な関係- 福田秀志
11章 養菌性キクイムシ類の生態-昆虫が営む樹内農園-  梶村恒
12章 ブナ科樹木萎凋病を媒介するカシノナガキクイムシ 小林正秀
13章 幹を食べる苦労-腐朽材とクワガタムシの幼虫- 荒谷邦雄
14章 樹を使うシロアリの生活 大村和香子
15章 宿主の生理学的状態と穿孔性昆虫の生活史-まとめに代えて- 富樫一巳
  説明Box1 マツ材線虫病の発病機構 富樫一巳
  説明Box2 林内と地域におけるマツ材線虫病の発生拡大機構 富樫一巳
  説明Box3 昆虫の社会性 梶村恒
  説明Box4 キクイムシ類の配偶システム 小林正秀
  説明Box5 ブナ科樹木萎凋病 小林正秀
あとがき
用語解説
索引


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ミツバチ学-ニホンミツバチの研究を通し科学することの楽しさを伝える-
菅原道夫, 2005.
A5, 167pp. 2,800円 +税
ニホンミツバチを中心に営巣・食性・繁殖・分蜂・体の構造など、その興味深い生態から飼育・観察方法、蜂蜜の採取法までを紹介。
また生物研究の発想から報告までを著者の経験に基づき解説し、研究の指南書としても役立つように構成。




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南の島の自然誌-沖縄と小笠原の海洋生物研究のフィールドから-
矢野和成(編), 2005.
A5, 310pp. 3,200円+税
沖縄、小笠原に生息する様々な生物、サンゴ類、貝類、甲殻類、魚類、鯨類などの生物の面白い生活史や漁業とのかかわり、
いま生物が受けている環境の問題点などをチャンプルーにまとめた20のサイエンス・ノンフィクション。

※昆虫に関する記事の収録はありません。



目次
第1章 蝶の魔境・インド(1963〜1968) 11
第2章 ベンゲットの道・フィリピン(1966) 37
第3章 熱砂の国・イラク(1969〜1971) 49
第4章 エルブルツの高峰・イラン(1974) 149
第5章 雨と蛭と原生林・インド(1985〜1986) 167
第6章 蒼きブータンの山河・ブータン(1985〜1987) 193
第7章 朦気の地・中国(1994, 2001, 2004) 221
第8章 彩りに満ちる島・スラウェシ(1967, 1972, 1993) 243
第9章 疫病満ちる半島・ラオス(1998) 277
第10章 遠い国・オーストラリア(1977〜1978) 297
第11章 驟雨と老酒・シンガポール(1998) 311


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昆虫少年の博物誌−水棲昆虫とともに− ※弊社・発行元ともに完売
川合禎次, 2003.
東海大学出版会
A5変, 234pp. 2,800円+税
身近な動物達(家鶏, 野鶏, タヌキ, ウサギ, ウマ, シカ, ツバメ, オオカミ)や「北越雪譜」に現れる雪渓虫などの話題を生態学, 生物
地理, 進化学, 民俗学から解説する.また, 川村多実二から始まる「日本の生態学」を振り返り, 生態学を築いた人々のエピソード
をまとめる.



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多足類読本 −ムカデとヤスデの生物学− ※弊社・発行元ともに完売
田辺力 著 
発行:2001年1月30日
A5変型 192頁
2,800円+税
体の構造、生態、生活史などの基礎知識からマニアックな採集方法、飼育方法、標本の作成、分類までの話題を取り上げ、気持ちの
悪い・忌み嫌われる生物である多足類の真実の正体を解き明かす。



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ハエ学 −多様な生活と謎を探る−
嶌洪・篠永哲 編著 
発行:2001年3月30日
A5変型 372頁
3,500円+税
身近なハエの話題から季節移動や吸血するハエ、貝類を食べるハエ、病原体や疾病を媒介するハエなど様々な生態を取り上げる。



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蚊の不思議 −多様性生物学−
宮城一郎 編著
発行:2002年2月20日
A5変型 254頁
2,800円+税
一般に全ての蚊が人の血を吸い、病原体を媒介すると思われがちだが、悪玉はほんの一部で、多くの蚊は人間に危害を加えるこ
となく生態系の一員として巧みに生き延びている。11人の研究者が日頃の観察結果をやさしく解説する。



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虫の名、貝の名、魚の名 −和名にまつわる話題−
青木淳一、奥谷喬司、松浦啓一 編著
発行日:2002年11月20日
A5 256頁 2,800円 +税
生物の名前のうち、虫(昆虫、クモ、ダニ他)、貝、イカ、タコ、エビ、カニ、魚などの生物名に関するおもしろい話、命名に関するエピ
ソード、役立つ話から標準和名に関する様々な問題などを、わが国を代表する生物分類学者が解説。



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