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NEW
日本原色アザミウマ図鑑
Thrips of Japan
岡島 秀治・桝本 雅身, 2022.
B5, 624pp., フルカラー,　テキスト：日本語・一部英語併記, 価格：20,000円（税込22,000円）



-アザミウマ類の体長はおよそ1〜3mmで、害虫として知られます。1978年にミナミキイロアザミウマが九州に侵入定着して有名になりました。
1988年には、害虫としてのアザミウマ類を掲載した「農作物のアザミウマ-分類から防除まで」が出版されました（こちらは弊社・発行元ともに完売・絶版）。

-本書は、アザミウマ全体に対する正しい同定技術の普及を目的に発行されました。
-日本に産するアザミウマ目約450種の標本を画像で示し、各種の主な形態的特徴、分布や生態などを解説。
-簡便に同定できるよう、検索表も掲載。学名索引、和名索引付。

-種の解説は1種1ページ。1種当り10点程度の細密写真図版を収録。同定のポイントとなる表皮の表面構造や刺毛配列などの微細構造を適確に
表現。深度合成技術を駆使して撮影された顕微鏡写真を使用。
-モノクロ写真は細部を克明に描写しつつ顕微鏡観察特有のソフトな空気感を残したナチュラルでわかりやすい仕上がりです。
-189種319点のカラー生態写真は、科・亜科・属の特徴などを示します。

-各論ではアザミウマ各種の形態、分布、生態を解説し、形態についての英文も併記されています。
-概説では分類、生態、研究史、分布、採集、標本作成といったアザミウマ研究の基礎的な部分について解説されています。

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