SCIENCE WATCH シリーズ





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NEW
カマキリに学ぶ (SCIENCE WATCH)
安藤喜一, 2021
A5, 213pp.(うちカラー4pp.), 価格:3,100円(税込・送料別)

著者17年間に及ぶカマキリの飼育観察とフィールドワークから得られた驚異の生態報告です。

カマキリはどんな場所(植物)に卵包を生むの?
水に浸した卵包はどうなる?
海水に浸した卵包はどうなる?
雪に埋もれた卵包は孵化する?
野焼きにさらされた卵包は?
カマキリの「性的共食い」は、どんな条件で起こる?
カマキリは、雪に埋もれない高さに卵包を生む?
カマキリが「積雪予想」をするって本当なの?
著者は自宅の庭に飼育室を作り、日本各地でフィールドワークを重ね、「カマキリに学ぶ」という視点から生態調査を積み重ねました。
ファーブルに始まるカマキリの生態調査に、新たな知見を加える科学読み物です!



目 次

T カマキリはどんな昆虫

1 カマキリのルーツ
2 日本に分布するカマキリ
3 カマキリの研究史
4 カマキリの食性
5 カマキリの共食い
6 カマキリの性フェロモンによる交尾
7 カマキリは全て右利き
8 カマキリに食べられない甲虫
9 カマキリの生活史調節―日長を読む
10 カマキリの卵包と産卵行動
11 カマキリが先か? 卵が先か?
12 カマキリの棲み分け
13 カマキリの発育零点
14 カマキリの体色
15 カマキリの隠蔽色、擬態、威嚇行動
16 カマキリの驚くべき生命力
17 カマキリは集まって産卵する?
18 カマキリの休眠性
19 カマキリの地理的多様性
20 カマキリの天敵
(1)ハリガネムシ
(2)オナガアシブトコバチ
(3)カマキリタマゴカツオブシムシ
(4)ネズミ
(5)カラス
(6)モズ
(7)カマキリヤドリバエ
(8)その他

(1)ハリガネムシ
(2)オナガアシブトコバチ
(3)カマキリタマゴカツオブシムシ
(4)ネズミ
(5)カラス
(6)モズ
(7)カマキリヤドリバエ
(8)その他

U カマキリの飼育

1 カマキリをいかに採集するか?
2 カマキリ飼育は餌次第
3 実験室のカマキリは長寿命
4 カマキリの飼育法

V カマキリの卵包

1 カマキリの採集
2 荷物の盗難
3 空腹極まる採集
4 オオカマキリ卵包の付着植物
5 オオカマキリが産む卵包の高さ
6 オオカマキリ卵包の付着部位の直径
7 セイタカアワダチソウの草丈と卵包の高さとの関係
8 チマキザサの高さと卵包の高さとの関係
9 刈ったススキと卵包の高さ
10 スギの樹高と卵包の高さとの関係
11 カマキリの耐雪性
12 カマキリの耐水性
13 カマキリの津波耐性
14 カマキリの野焼き耐性

W カマキリが高い所に産卵すると大雪の真偽

1 雪国の生活
2 学術論文
3 学位論文
4 著書『カマキリは大雪を知っていた』
5 『冬を占う』の発行
6 メディアによる喧伝
7 「カマキリの雪予想」は間違い
(1)雪予想との出会い
(2)雪予想説の検証
(3)なぜ雪予想説が支持され続けたのか?
(4)間違いを指摘する意義
(5) 安藤説の周知に向けて

X カマキリ研究の備忘録

1 研究は魅力がいっぱい
(1)ファーブルの昆虫記
(2)産卵数と適応度
(3)♀と♂
(4)Publish or perish
(5)研究者の報酬
(6)既知、未知、不可知と学校での成績

2 カマキリ研究を通じて改めて気づかされたこと
(1)スギ林とカマキリ研究
(2)ヒトは間違う生物:間違いとウソ
(3)専門家は信じ易い
(4)統計学を学ぶ
(5)科学とコンピューター
(6)科学と技術
(7)講演者と聴衆
(8)気象観測

引用文献

おわりに
謝辞
索引

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衛生害虫ゴキブリの研究 (SCIENCE WATCH)
辻英明, 2016
A5, 205pp.(うちカラー4pp.) 価格:3,080円(税込・送料別)
ゴキブリに関する研究を50年以上続けている筆者が、害虫全般の防虫剤や防虫管理技術の研究開発を行う中で、職務上必要を感じて行った研究
や、特別に興味を感じた知見を中心にまとめた一冊です。ゴキブリの外形、体制図、変態、卵と卵鞘、幼虫の脱皮、脱皮を阻害する化学物質、屋内
棲と野外棲、各種の概説と見分け方、分布、生息場所と生態学的地位、種分化、気候適応と生活史、休眠、分布拡大(北上)、増殖と天敵、行動、
餌選び(誘引・忌避)、侵入経路、飛翔のメカニズム、被害、管理、ホウ酸ダンゴ、ベイト剤、などの内容が含まれ、ゴキブリ研究の最前線を本書で
概観できます。衛生害虫防除に携わっている方には必須の書籍となるでしょう。



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カミキリムシの生態(SCIENCE WATCH)
岩淵喜久男 編, 2015
A5, 389pp.(うちカラー8pp.) 価格:4,180円(税込・送料別)
本書は、カミキリムシの研究者である9人の執筆陣により、日本の主要なカミキリムシに関する研究の大部分を網羅した1冊です。
内容には未発表のデータ、入手困難な資料等も多く含まれます。カミキリムシの中には材を穿孔し害虫となっている種がいますが、
一方では蒐集の対象として多く の人を惹きつける昆虫でもあります。
カミキリムシ研究の最前線を本書で概観できます。



目次
さまざまなカミキリムシ:亜科の特徴
I. フトカミキリ亜科のカミキリムシ類の生態
 1. マツノマダラカミキリの生態―マツノザイセンチュウとの相互関係を含めて―(富樫一巳)
 2. センノカミキリの生活と害虫化(窪木幹夫)
 3. クワカミキリの産卵と樹種選択(江崎功二郎)
II. フトカミキリ亜科のカミキリムシ類の行動と休眠
 4. ゴマダラカミキリが配偶者探索に利用する情報(安居拓恵)
 5. キボシカミキリの配偶行動と生態情報利用,体サイズ(深谷 緑)
 6. キボシカミキリの生活史と休眠(新谷喜紀)
III. カミキリ亜科トラカミキリ類の生態とフェロモン
 7. ブドウトラカミキリの行動とフェロモン(岩淵喜久男)
 8. トラカミキリのフェロモン腺とその生態学的起源(星野啓太)
IV. .ハナカミキリ亜科のカミキリムシ類の生態
 9. 卵巣の発育様式からみたハナカミキリ類の多様性とPidonia属の生活(窪木幹夫)
V. 国境なきカミキリムシ
 10. 移動するカミキリムシ類(槇原 寛)
本書で出てくるカミキリムシの索引
事項索引

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