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日本両生類研究会20周年記念誌
両生類に魅せられて
〜カエルとサンショウウオの長期研究と最新の研究〜
日本両生類研究会20周年記念誌編集委員会（編）, 2020.
B5，175pp., 価格：2,000円（税込2,200円）

2000年に新潟両生類研究会から格上げされた日本両生類研究会の20周年記念誌となります。





＜目次＞

刊行にあたって　日本両生類研究会会長 高橋 久　2

1章　長年の調査研究の成果
石川県能登宝達山の流水繁殖性のサンショウウオ−ハコネサンショウウオとヒダサンショウウオ−　秋田喜憲　 8
神戸市におけるナゴヤダルマガエルの研究史　土井敏男　22
島根県邑南町におけるニホンヒキガエルBufo japonicus japonicus の産卵地の消滅　桑原一司・伊東明洋・嘉野徳男
・奥田雅史・角矢永嗣・岡　里美・松川成治・平川　進・森岡弘典・土居達也　 30
房総半島における国内移入種ヌマガエルFejervarya kawamurai の分布：発見後20年間の変化　小賀野大一・吉野英雄
・長谷川雅美　46
兵庫県とその周辺におけるカジカガエル（Buergeria buergeri）幼生2型の分布状況　細井光輝・長谷川嘉則　60
渓流におけるヒキガエル類の繁殖　南部久男　69
北海道に分布するサンショウウオの過去、現在、そして未来　佐藤孝則　76
カエル先生、岩澤久彰博士を通して知るカエルと人間の関係の20年史　高山ビッキ　86
両生類の個体群変動の大きさに影響を与える要因　草野　保　96
ツチガエルで起きている地域集団および種間のせめぎ合い　尾形光昭・三浦郁夫　107
両生類は生命科学の発展に大きな貢献をしてきている　内山　実　112

2章　最新の研究成果とあらたな視点
海辺で生活する両生類たち　木村青史・今西洋平・京谷和弘・清田環希　124
水族館ビオトープにおけるニホンヒキガエルの繁殖生態　竹田正義　128
上越・妙高地域における両生類の新たな知見と教育普及の現状と課題　佐藤直樹　132
両生類とヒル類の関係　佐々木彰央　137
日常的な有尾類の飼育を学校教育に取り入れることで見えてきたもの　秋山繁治　144

3章　両生類研究をめぐるこの20年
この20年間で新たに記載された両生類　藤田宏之・佐藤直樹 156
分布を拡大し続ける外来種　藤田宏之　163
新潟から日本へ−両生類研究会20 年史−　熊倉雅彦　167
両生類誌の表紙を飾った両生類　野村卓之・佐野美優　169
編集後記　175

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