雑誌 アグリバイオ
農業産業に関わるバイオテクノロジーの最新研究を紹介する学術専門誌です。
様々な農業生産に直接、間接的にかかわる最新のバイオテクノロジーの知見や、微生物を含む
「農産物利用技術」・「食品機能開発」・「食と健康」・「アグリビジネス」など、農業生産と農産物利
用にまたがる多様な問題を敏速に捉え、新しい「農」の姿をお伝えします。
※どの号も、お取り寄せに数日程度頂きます。
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2018年12月臨時増刊号 (Vol.2 26)
B5, 100pp., 価格:2,700円(税込2,970円)
特集:食品・飼料のカビ毒汚染問題 Problem of mycotoxin contamination in food and feed
■ トップランナー
BIOMIN JAPAN株式会社 事業開発担当 須永 修
■ 特集
総論 カビ毒(マイコトキシン)汚染問題へのチャレンジ/作田 庄平
マイコトキシン汚染実態/川村 理
マイコトキシン産生菌の分布と生態/渡辺 麻衣子
食品を汚染するマイコトキシンのリスク評価と規制/小西 良子
マイコトキシンの毒性/長嶋 等
トリコテセン系マイコトキシンの汚染防除にむけた研究の動向/木村 真
アフラトキシン汚染の現況と汚染の防除/古川 智宏
■ Industrial Reports
【特別寄稿】キチン・キトサンの農業利用/
加藤 久晴・笠原 康一・片野 肇・三浦 孝太郎・伊藤 貴文・木元 久
■ 研究者の広場
エピジェネティクス制御から見えてきたカビの生存戦略/桝尾 俊介・高谷 直樹
細菌 P. FPU-7によるキチン分解機構と細胞表層提示型キチナーゼ/
伊藤 貴文・日? 隆雄・木元 久
悉皆的ゲノムマイニングを指向した放線菌二次代謝生合成・誘導制御の分子基盤の統合深化/手島 愛子・見崎 裕也・荒川 賢治
雪氷冷熱利用の現状とアイスシェルターの優位性/木村 賢人
双方向性の化学コミュニケーションから探る異種微生物間相互作用/甲斐 建次
植物の栄養欠乏ストレス耐性における膜脂質転換の役割/吉竹 悠宇志・下嶋 美恵
子実窒素集積に着目したイネ体窒素分配の解析/塚口 直史
放線菌の二次代謝に対する抗生物質の濃度依存的活性化作用/
保坂 毅・向井 慶一郎・石塚 美咲・小林 桃子
かび毒デオキシニバレノールの分解微生物とコムギ赤かび病の防除/森村 洋行・佐藤 育男
口腔扁平上皮癌に対するNF-κBを分子標的とした新規併用癌化学療法の開発/
可児 耕一・桃田 幸弘・青田 桂子・東 雅之
■ 製品紹介
ゲノム解析におけるエレクトロポレーション法(NEPA21)の応用
/平川 一憲・早川 靖彦
2018年11月号 (Vol.2 25)
B5, 100pp., 価格:2,300円(税込2,530円)
特集:植物のミネラル制御とヒトの健康 Control of mineral element transport and human health
■ トップランナー
一般社団法人 日本野菜ソムリエ協会 理事長 福井 栄治
■ 特集
総論 植物のミネラル輸送とヒトの健康/馬 建鋒
ホウ素栄養/高野 順平
コメのリン蓄積と少燐米の可能性/山地 直樹
鉄欠乏性貧血を改善する作物の開発/中西 啓仁
亜鉛栄養とヒトの健康/神戸 大朋
植物のカドミウム輸送と耐性の分子機構/上野 大勢
■ 連載 バイオエコノミーの展開 ヨーロッパのイノベーション
第1回 欧州バイオエコノミー関連政策と今後/増田 宏之・小林 幹
■ Industrial Reports
植物活性材「鉄力あぐり・鉄力あくあ」の農業利用
−日本における潜在的鉄欠乏事例の紹介−/鈴木 基史
■ 研究者の広場
極端な低栄養条件で生育するバクテリア−その産業応用の可能性/吉田 信行
ムギネ酸類・ニコチアナミン分泌を介した鉄移行と鉄恒常性維持の分子メカニズムの解明/野副 朋子
澱粉の酵素合成を目指した枝作り酵素の構造生物学/鈴木 龍一郎
アカデミア創薬:企業導出と英語/田中 義正・藤原 雄介
イネのシリカとバイオミネラリゼーション/尾ア 紀昭
ミトコンドリア強化幹細胞(MITO Cell)の製造および細胞移植療法への展開/
山田 勇磨・阿部 二郎・原島 秀吉
亜鉛結合部位変異導入CRY1がマウスにもたらす概日リズムの異常と糖尿病
−ヒト病態との関連,及び膵管異型病変−/岡野 聡
植物のミネラル輸送を多核種同時イメージングで見る/古川 純
光合成能改良を目指した植物へのシアノバクテリア重炭酸イオン輸送体の組込み/
上原 晋・稲葉 丈人
植物の避陰応答の空間構造とその制御機構/長谷 あきら
外来生物法の限界と利害関係者の相互理解/西村 武司
昆虫のゾンビ化から紐解く生物の多様な振る舞いの源泉/大須賀 公一
白色腐朽菌がもつ生物触媒としての可能性/亀井 一郎
2018年10月号 (Vol.2 24)
B5, 102pp., 価格:2,300円(税込2,530円)
特集:植物の増殖技術と生産技術−細胞培養や接ぎ木の利用−Technologies for propagation and production of plants
−The application of cell culture and grafting−
■ 特集
総論 産業技術としての接ぎ木や組織培養の可能性/坂元 雄二
植物の接ぎ木接着に関わる植物ホルモンの分子機構/朝比奈 雅志
異種間の接ぎ木技術の開発/野田口 理孝
植物の再生現象を司る転写因子とその利用/岩瀬 哲
植物大量増殖システムとその実用利用/大西 昇
国連SDGsに貢献する接ぎ木や組織培養/坂元 雄二
■ Industrial Reports
イチイ“スマートセル”細胞培養によるタキサン化合物生産/多葉田 誉
石炭ガス化複合発電 (IGCC)からのCO2回収を目的とした分離膜の開発/伊藤 史典
■ 研究者の広場
単量体L-スレオニン脱水素酵素のin silico スクリーニングと生成物脱離機構の解明/
本山 智晴・中野 祥吾・常盤 広明・浅野 泰久・伊藤 創平
機能性ナノミセルとNose-to-Brainkデリバリーを基盤とする脳中枢への核酸医薬DDS/金沢 貴憲
樹木培養細胞を用いた二次木部様管状要素誘導/山岸 祐介
核酸を密生層としたナノ粒子設計とナノ診断・治療への応用/秋山 好嗣
古くて新しいミミズ研究/赤澤 真一
一過性脳虚血に対する霊芝菌糸体培養培地抽出物の脳保護効果/岩田 直洋
土壌細菌Clostridium thermocellumによるセルロース糖化/市川 俊輔
時間栄養学に基づいた魚類肉質改善法の解析/平坂 勝也
両親媒性物質と種々薬物からなる結晶性分子複合体の形成とその医薬・香粧品製造への応用/飯村 菜穂子
マクロファージにおけるpH感知性GPCRの生理的役割/長坂 明臣・黒瀬 等
下垂体の機能維持と幹・前駆細胞/吉田 彩舟
中枢神経回路の可塑的再構築/植田 禎史
好中球による乳がん細胞凝集とがん転移/鎌田(森本) 理代・油井 聡
暖地型牧草ネピアグラスの資源植物としての利用可能性/石井 康之
機能性成分の探索に向けたBirA酵素標識法の応用/上田 修司
2018年9月号 (Vol.2 23)
B5, 100pp., 価格:2,300円(税込2,530円)
特集:鳥類の行動学,形態学をヒントにしたバイオミメティクス Biomimetics inspired by bird behavior and morphology
■ トップランナー
シャープ株式会社 IoT HE事業本部 新規事業企画開発部 係長 公文 ゆい
■ 特集
総論 鳥のバイオミメティクス/山崎 剛史
鳥の飛翔のバイオミメティクス:ハチドリに学ぶ/田中 博人
鳥の飛翔のバイオミメティクス:フクロウに学ぶ/池田 旭彰
鳥の飛翔のバイオミメティクス:形態・構造と機能に学ぶ/中田 敏是
鳥の色のバイオミメティクス/森本 元
■ 連載 国際稲研究の動向−CGIARの稲研究の取り組み−
第4回 RICE CRPおよびAfrica Rice Centerにおける研究・開発/齋藤 和樹・二口 浩一
■ 研究者の広場
食品の機能性成分が食事性カイロミクロンの代謝に与える影響
/松島 照彦・松岡 康浩・冨重 慶子
環境保全型農薬として期待される精油の昆虫種間比較薬理解析
−ミツバチには作用せず,害虫種にのみ作用する精油の発見を目指して−
/太田 広人・ア田 遼
パーム油と日常生活の見えない繋がり/重富 陽介・山本 裕基
大気汚染物質の健康影響評価/東 朋美
化学的手法による海産物アレルゲンタンパク質の改変
/菰田 俊一
あたらしい「触覚学」の創成/鈴木 泰博
メタマテリアルを用いた高感度バイオ・ケミカルセンサ
/金森 義明
オートファゴソームと小胞体との相互作用/緑川 知輝・鈴木 邦律
アカデミア創薬:海洋微生物抽出物ライブラリー
/田中 義正・本田 詩乃・日高 葵・西川 恵・武田 弘資
認知症の克服に向けた幹細胞の応用/河西 翔平・高田 和幸
■ 診療紹介
矢追インパクト療法(YIT)認知症に対する効果/山脇 昂
■ Industrial Reports
認知症予防素材としての還元型コエンザイムQ10の可能性
/藤井 健志
■ 製品紹介
バイオジェニックス複合乳酸菌生産物質「Sixteens(R)」のメタボローム解析
/村田 公英
ゲノム解析におけるエレクトロポレーション法(NEPA21)の応用
/平川 一憲・早川 靖彦
2018年8月号 (Vol.2 22)
B5, 100pp., 価格:2,300円(税込2,530円)
特集:分子特性を理解し狙って作る時代へ 高分子材料のバイオ生産 Bioproduction of polymeric materials designing accurately based on the molecular characteristics
■ 特集
総論 バイオマス高分子の新展開/阿部 英喜
新規バイオポリエステルの微生物合成と高性能化/柘植 丈治
アミノ酸から構成される高分子材料の創成/沼田 圭司
ナノセルロースの高機能・高性能材料化技術/宇山 浩
改質リグニンの開発と機能材料への展開/山田 竜彦
芳香族バイオ分子を利用した高性能高分子材料の開発/高田 健司・金子 達雄
■ 連載 国際稲研究の動向−CGIARの稲研究の取り組み−
第3回 国際熱帯農業センター(CIAT)におけるラテンアメリカの稲研究と開発の現状/小川 諭志・石谷 学
■ 研究者の広場
超臨界二酸化炭素を用いた環境にやさしい徐放性忌避剤の開発/堤 主計
基質の重合度測定に基づく酵素評価法とその迅速化/堀川 祥生
アカデミア創薬:基礎と臨床の連携/田中 義正・藤原 雄介
高電圧・プラズマによる青果物の収量改善と鮮度保持/高木 浩一
リグノセルロースの結び目構造を解く〜リグニン・多糖結合の多次元NMR解析/西村 裕志
嫌気性微生物のH2-C1ガス代謝発酵の産業応用/中島田 豊
※H2-C1の「2」は下付き文字
酸素をスイッチとした二つの樹脂原料の微生物生産/小林 俊介・柘植 陽太
植物によるDAMPの認識と免疫制御/藤 雅子・清水 幸子・西條 雄介
メタボロミクスの水産食品分野への応用/馬渕 良太
隠ぺい種の検出−重要魚種ムツ属魚類の種組成/糸井 史朗
XAFSを用いたホウレン草のCaの非破壊化学状態分析/阿部 仁
栄養欠乏に応答して増加するストリゴラクトンの役割/進藤 真登・梅原 三貴久
細胞表面抗原CD9を発現する下垂体前葉組織幹細胞の単離とその分化誘導/堀口 幸太郎
■ 製品紹介
ゲノム解析におけるエレクトロポレーション法(NEPA21)の応用/平川 一憲・早川 靖彦
バイオジェニックス複合乳酸菌生産物質「Sixteens?」のメタボローム解析/村田 公英
2018年7月臨時増刊号 (Vol.2 21)
B5, 102pp., 価格:2,700円(税込2,970円)
特集:抗酸化食品の最前線研究 Front line study of the antioxidant food factors
■ トップランナー
株式会社 明治 研究本部 技術研究所 健康科学研究部 機能評価2グループ長 夏目 みどり
■ 特集
総論 抗酸化食品研究の現状と動向/大澤 俊彦
抗酸化単位(AOU)研究の現状と動向/津志田 藤二郎・大久保 勉
抗酸化機能評価における酸化ストレスバイオマーカーの役割/加藤 陽二
抗酸化ポリフェノールの体内動態と機能性発現機構/寺尾 純二
緑茶カテキンの生理作用発現メカニズム/立花 宏文
抗酸化酵素の転写調節を可能にする食品成分/中村 宜督
抗酸化カロテノイド・アスタキサンチンの最新の話題:腸内環境改善を中心に/内藤 裕二
■ Industrial Reports
味噌摂取が血圧に与える影響/北川 学・山田 南実
フユボダイジュ(Tilia cordata Mill.)花抽出物の抗老化作用/財木 香里・仲尾次 浩一・濱田 和彦・前田 明人
■ 研究者の広場
二酸化炭素を利用したカーボンナノファイバー合成への挑戦/中林 康治
低酸素環境で機能する海洋天然物/荒井 雅吉
胆汁酸への代謝促進による高コレステロール血症予防/中川 沙織・大和 進
ROCK阻害薬によるタウ蛋白
オリゴマー形成抑制機構/濱野 忠則・白藤 法道・林 浩嗣・佐々木 宏仁・中本 安成
植物工場における養液組成制御による高付加価値・高機能性野菜の栽培/小川 敦史
カロテノイドの機能性研究と有用食品素材の探索/前多 隼人・泉 ひかり・福田 覚
2型糖尿病改善作用を有するPPARγ活性化食品素材/落合 優
アカデミア創薬のパラダイムシフト/田中 義正・藤原 雄介
イネの鉄過剰:生理的応答と分子メカニズム/May Sann Aung・増田 寛志
光合成にみるエネルギー資源としての塩素のポテンシャル/小寺 史浩
■ 製品紹介
バイオジェニックス複合乳酸菌生産物質「Sixteens?」のメタボローム解析/村田 公英
ゲノム解析におけるエレクトロポレーション法(NEPA21)の応用/平川 一憲・早川 靖彦
2018年6月号 (Vol.2 20)
B5, 104pp., 価格:2,300円(税込2,530円)
特集:人工光型植物工場に関する世界の最前線 World front line about the plant factories with artificial lighting
■ トップランナー
玉川大学 農学部 先端食農学科 主任/
学術研究所 生物機能開発研究センター 主任
教授 渡邊 博之
■ 特集
総論 人工光型植物工場の可能性と将来性/古在 豊樹
米国における植物工場ビジネスおよび研究動向と発展可能性/林 絵理
中国における人工光型植物工場の産業化新動向/賀 冬仙
日本における人工光型植物工場ビジネス/伊地知 宏
シンガポールと台湾における植物工場ビジネス/Jacob Eisenberg
(翻訳:長谷川 陸央・雨谷 弓弥子・魯 娜)
世界における人工光型植物工場の研究開発−課題と展望−/古在 豊樹・魯 娜・長谷川 陸央・雨谷 弓弥子・布村 伊・ 野崎 友美・ Yu Zhang・ 林 絵理
■ 連載 国際稲研究の動向−CGIARの稲研究の取り組み−
第1回 CGIARの国際農業研究とパートナーシップへの取り組み/村中 聡・中島 一雄
■ 研究者の広場
交尾がもたらすモンシロチョウの母チョウとしての行動変化/藤井 毅・大村 尚
植物工場の生産性向上のための夜間光合成法の提案/梶山 博司・上田 愛巳・木村 祐太・神内 奈々子・武田 真樹・宇山 裕貴
施設園芸生産における新養液栽培システム−超微粒化液肥(ドライフォグ)噴霧水耕法−/金地 通生
植物生体電位応答における作物栽培への利活用技術について/柴田 慎一
カロテノイドの機能性研究と有用食品素材の探索/前多 隼人・泉 ひかり・福田 覚
アカデミア創薬:創薬のパラダイムシフト/田中 義正・藤原 雄介
根圏微生物群の分布及びその共生効果の計測を通じた有用微生物の単離・活用/晝間 敬・伊原 彰紀・岡田 豪・武富 貴史・山本 豪志朗
食物アレルギーの感作経路の多様性:花粉症と経皮感作の関与/高葢 秋穂・小川 昂志・岩本 和子・矢野 えりか・財満 信宏・森山 達哉
排水処理施設でのウキクサバイオマス生産とバイオ燃料生産/遠山 忠
農業を通した環境保全対策の経済学的研究/堀江 哲也
植物生体電位による栽培時のリアルタイム生理活性評価/長谷川 有貴・室橋 郁也
【特別寄稿】
植物工場向け野菜品種の研究開発/執行 正義
【広告】
植物工場の現状と課題/諸岡 譲
■ Industrial Reports
人工光型植物工場の衛生管理/澤田 裕樹
フィリップスライティングによる人工光型植物工場の研究開発−作物の品質に関する光レシピ−/Gauri Maharjan・Celine Nicole
■ 製品紹介
ゲノム解析におけるエレクトロポレーション法(NEPA21)の応用/平川 一憲・早川 靖彦
2018年5月号(Vol.2 No.19)
B5, 100pp., 価格:2,130円(税込2,343円)
特集:農と食を繋ぐ工学的アプローチ Engineering for connection between agriculture and food industry
■トップランナー 山本 良一
■特集 総論 食の付加価値向上 植村 邦彦
食品工学分野における赤外分光センシング 橋本 篤・末原 憲一郎・亀岡 孝治
ミニマムヒーティングプロセス 植村 邦彦
農研機構における食品粉末の研究 五月女 格
青果物のための緩衝包装設計の新展開 北澤 裕明
日本産完熟イチゴ、海外で高い味覚評価 柏嵜 勝
■連載 名古屋議定書締約で変わる遺伝資源輸入手続き
第4回 食料農業植物遺伝資源に関係する国際条約 土門 英司
■Industrial Reports
涙の出ない,辛みのないタマネギの開発 加藤 雅博
■研究者の広場
稲作農家のための簡易土壌診断法の開発に向けて 森塚 直樹
酸素発生型光合成にみる塩素資源の可能性 小寺 史浩
高電圧パルスの農業・食品分野への利用の可能性 大嶋 孝之
高電圧・プラズマによる青果物の収量改善と鮮度保持 高木 浩一
マルチスケール解析による青果物の物性値分布の可視化 田中 史彦・田中 良奈
プラズマベースイオン注入法の食品殺菌への応用について 角川 幸治・田中 武
水稲の高温登熟障害対策としての掛流し灌漑 西田 和弘
セルロースナノファイバーを反応場とした光−物質変換に関する研究紹介 近藤 政晴
血糖値上昇抑制を目的とした澱粉消化性制御技術 佐々木 朋子
ヘキサル酸の酸化的な生産〜硝酸からバイオ燃料電池まで〜 作田 陸・中村 暢文
フグ卵巣はなぜ伝統的加工法で無毒化されるのか 榎本 俊樹
ソフトマター物理からみた昆虫と植物の濡れ現象 眞山 博幸
胎盤細胞におけるエンドソーム−ミトコンドリア間膜接触による細胞内コレステロール輸送 奈良 篤樹・渡邉 静香・藤井 梨帆
【特別寄稿】貝殻の中のナノファイバー−貝殻微細構造形成の新たなメカニズム− 近都 浩之・鈴木 道生
2018年4月号(Vol.2 No.18)
B5, 106pp., 価格:2,130円(税込2,343円)
特集:魚類の育種・養殖技術 Innovation for fish breeding and aquaculture technology
■トップランナー 丸 幸弘
■特集 総論 魚類の養殖生産と技術開発 渡部 終五
ゲノム編集による優良遺伝形質魚の作出 岸本 謙太・木下 政人
代理親魚技法を用いた新たな養殖技術 川村 亘・矢澤 良輔・濱崎 将臣・竹内 裕・吉崎 悟朗
半数体・倍加半数体魚類の作出によるゲノム解析 浅川 修一
雑種形成による新規海産養殖魚 升間 主計
ウナギ種苗生産技術開発の成果と課題 田中 秀樹
エコインフォマティクスによる難養殖魚種の持続的生産管理構想 菊地 淳・武部 孝行
■ 連載 名古屋議定書締約で変わる遺伝資源輸入手続き
第3回 大学における機関管理について 深見 克哉
■ Industrial Reports
日本の養殖業に最適な魚介類鎮静化システムの開発 伊藤 翔
微量元素組成によるわかめの産地判別分析について 絵面 智宏
ドコモの新たな挑戦「水産+d」のご紹介 山本 圭一
微細藻類ユーグレナを活用したバイオ燃料生産に向けた研究 鈴木 秀幸・山田 康嗣・鈴木 健吾
■ 研究者の広場
魚類回遊履歴の超高解像度解析に向けた技術開発 石村 豊穂
魚肉の品質評価へのメタボロミクスの応用 馬渕 良太
食品成分の味と生体調節機能に関与するカルシウム感知受容体の応答解析 山本 深月・伊藤 圭祐
サトイモの分子育種と遺伝資源 本橋 令子
サクラマスの回遊多型と種苗生産 棟方 有宗
腹腔内注射によりゲノム編集する新技術の開発に向けて
−多様な養殖魚への応用を目指して− 鈴木 徹・岩泉 雅樹・横井 勇人
昆虫の性決定遺伝子:その驚くべき多様性と共通性 鈴木 雅京
水産物貿易での近経貿易理論の重要性 小川 健
微細藻類の増殖促進技術と増殖抑制技術の研究開発 高橋 利幸
魚類養殖場海域の物質循環を駆動する細菌 谷口 亮人
フグ毒TTXの生物学的意義を通してフグにおけるTTXの獲得機構を探る 糸井 史朗
環境保全型農業の社会的要因と普及方法の解明 市田 知子
タンパク質を保護するために 森 肇
長期的な農業参加促進のための知的障害者・発達障害者に対するサポート体制構築の重要性 塩田 琴美
機能性食品成分ルテインの製剤化による吸収改善 佐藤 夕紀
■ 製品紹介
バイオジェニックス複合乳酸菌生産物質「Sixteens(R)」のメタボローム解析 村田 公英
2018年3月号(Vol.2 No.17)
B5, 104pp., 価格:2,130円(税込2,343円)
特集:植物Phenotyping Plant Phenotyping
■トップランナー 呉 韜
■特集 総論 高速植物フェノタイピングに求められるもの 二宮 正士
ドローンによるフィールドフェノタイピング 郭 威・渡辺 翔・伊藤 淳士
野外における作物の3次元形態の再構築 野下 浩司
AIを用いた植物のしおれ検知ソフトセンサ 峰野 博史
農作物栽培における光センシング 亀岡 孝治
形質評価作業の効率化技術の開発 七夕 高也
■連載 名古屋議定書締約で変わる遺伝資源輸入手続き
第2回 国内措置:ABS指針について 井上 歩
■Industrial Reports
イメージング技術の進化と活用 石原 浩之
IoT時代の到来と農業利用に向けた課題 小田 太智
■研究者の広場
殺虫剤分解菌―代謝,生態,相互作用 多胡 香奈子
ナノスーツ法による含水試料の電子顕微鏡観察 石井 大佑
コレステロールはエンドソームからミトコンドリアへどのように運ばれる?
〜ヒト胎盤細胞を用いたエンドソーム膜タンパク質MLN64の機能解析から分かってきたこと〜 奈良 篤樹
農作業情報の計測と可視化 有田 大作・橋本 幹基・島田 敬士・谷口 倫一郎
粒状体に作用する力の可視化 珠玖 隆行
マイクロバイオームを活用した植物・微細藻類バイオマス生産 遠山 忠
植物生体電位応答を用いた生理活性状態の評価 柴田 慎一
PD-1免疫チェックポイントとがん免疫療法 田中 義正
3次元データとタブレット端末を用いた植物学習・植物管理システムの開発について 中村 彰宏
抗老化を目指した漢方薬の評価 高松 智・米野 真織・小谷野 響子・林 真雪・荒川 菜々恵・岡田 麗・保谷 実咲・小池 佑果・福村 基徳・川添 和義
農産副生物の活用による資源循環型農業の構築 鳴坂 真理・鳴坂 義弘
2018年2月号(Vol.2 No.16)
B5, 100pp., 価格:2,130円(税込2,343円)
特集:微生物の農業利用 Use of microbes in agriculture
■トップランナー 渡邉 誠一
■特集 総論 農業生産への微生物利用 西村 麻里江
微生物農薬研究開発の動向と展望 吉田 重信
バクテリア製剤の現状と今後の展望 川口 章
糸状菌殺虫剤の現状と展望 和田 早苗
植物内生放線菌による植物病害の生物防除 清水 将文
シュードモナス〜基礎と応用をつなぐ 竹内 香純
■連載 名古屋議定書締約で変わる遺伝資源輸入手続き
第1回 遺伝資源に関わる諸条約 磯崎 博司
■Industrial Reports
接種剤として用いられるPenicillium bilaiae 木 忍
微生物資材の製品開発の経緯について 篠崎 聡
■ 製品紹介
ゲノム解析におけるエレクトロポレーション法(NEPA21)の応用 平川 一憲 ・早川 靖彦
■ Academic Research
菌根菌によるアスパラガス忌地現象の生物的制御 松原 陽一
化学物質が環境と微生物に及ぼす影響 森 美穂
白色腐朽菌を用いたネオニコチノイド系殺虫剤の分解・無毒化 平井 浩文
土壌伝染性青枯病菌の植物認識機構−走化性の徹底解明− 緋田 安希子 ・奥 正太 ・田島 誉久 ・加藤 純一
イオン液体を用いたトータルバイオマスリファイナリー 鈴木 栞・高橋 憲司
微生物を活用した無肥料・無農薬栽培とダイズでの実践例 長菅 輝義
渡り鳥を介したマイクロバイオームの長距離移動 見坂 武彦
微生物型人工シデロフォアの植物用鉄供給剤としての利用 松本 健司 ・渡邊 武士 ・鶴薗 克敏 ・寺内 亨 ・西山 伸雄 ・江波 拓磨 ・常光 優太 ・岩崎 貢三 ・上野 大勢
有機農業の経営実態と市場形成条件の解明 胡 柏
植物内生放線菌の農業利用への可能性 松本 厚子
根圏微生物群の分布及びその共生効果の計測を通じた有用微生物の単離・活用 晝間 敬 ・伊原 彰紀 ・岡田 豪 ・武富 貴史 ・山本 豪志朗
植物免疫プライミングのエピジェネティックな制御 田島 由理 ・西條 雄介
コレステロールはエンドソームからミトコンドリアへどのように運ばれる?〜ヒト胎盤細胞を用いたエンドソーム膜タンパク質MLN64の機能解析から分かってきたこと〜 奈良 篤樹
従属栄養植物と真菌類の共生関係の多様性とその進化 横山 潤・工藤 幸太・對馬 宗志・小泉 翠夏
パルス光合成法によるレタスの高速栽培 梶山 博司・宇山 裕・橋本 拓也・前田 葵・原 五月・永原 詩乃・大畠 朋彬
土壌細菌叢のノトバイオロジー 加藤 広海
2018年1月号(Vol.2 No.15)
B5, 100pp., 価格:2,130円(税込2,343円)
特集:薬用植物研究の新展開 New development of the medicinal plant research
■トップランナー 立ア 仁
■特集 総論 薬用植物研究についての展望 斉藤 和季
薬用植物ゲノム解析の現状 山崎 真巳
高度環境制御下の薬効成分の応答 加川 夏子
国内における薬用植物栽培の実用化―薬用植物園からの試み 高上馬 希重
スギ花粉米の開発 ―スギ花粉症の予防・治療を目的に― 高岩 文雄
薬用植物の規制と食薬区分 合田 幸広
■連載 スマート農業
第4回 パナソニックのスマート農業の取り組み 松本 幸則
■ Industrial Reports
世界農業の現状と課題−モンサントの事業展開について− 中井 秀一
“熟成ニンニク抽出液”の製品開発と近年の化学的な研究 若松 淳一郎
清心蓮子飲の頻尿改善メカニズムの解明に向けた取り組み 赤木 淳二・荒井 哲也・和田 篤敬
涙の出ない,辛みのないタマネギの開発 加藤 雅博
生薬の安定供給の取り組み 平手 豪巳
市販ビルベリーエキスの特性評価 ジョバンニ・アペンディーノ
フユボダイジュ(Tilia cordata Mill.)花抽出物の抗老化作用 財木 香里・仲尾次 浩一・濱田 和彦・前田 明人
■ Academic Research
【特別寄稿】人工光の波長でみる植物の代謝変化 魯 娜・加川 夏子
ミャンマー伝統生薬の有効性の検証 伊藤 卓也
生薬の一酸化窒素抑制活性とLC/MSメタボローム解析 大根谷 章浩・渕野 裕之
ヒト胎盤細胞におけるエンドソームから出発するコレステロール輸送機構の謎を紐解く〜エンドソーム膜タンパク質MLN64の機能解析〜 奈良 篤樹
原虫性熱帯感染症リーシュマニア症の治療薬開発を目指して 安元(森) 加奈未
水菜の生育に及ぼすパルス光照射の影響─高速栽培に向けた光合成効率化の基礎検討─ 梶山 博司・前田 葵・永原 詩乃・原 五月・橋本 拓也・宇山 裕貴・大畠 朋彬
2017年12月臨時増刊号(Vol.1 No.14)
B5, 100pp., 価格:2,500円(税込2,750円)
特集:昆虫バイオテクノロジー Insect biotechnology
■トップランナー 関水 和久
■特集 総論 昆虫バイオテクノロジーの今後の展開 森 肇
内分泌による昆虫の卵巣制御機構 高木 圭子
真社会性昆虫のフェロモンコミュニケーション 秋野 順治
共生細菌ボルバキアによる「オス殺し」 木内 隆史
遺伝子組換えカイコによる組換えタンパク質生産 立松 謙一郎
バキュロウイルスを利用したバイオテクノロジー 小林 淳
ゲノム編集と昆虫の変態制御 大門 高明
■Industrial Reports
BEVS:ヒトの健康への貢献 中田 文久
■Academic Research
農業の新たな担い手として障害者が参画する利点 −障害者の健康効果の視点から− 塩田 琴美
昆虫が切り拓く性決定研究の未来 鈴木 雅京
味覚感受性に及ぼすストレス負荷の影響 小林 三智子
ペプチドアレイを用いた食品機能成分の苦渋味マスキング剤探索 伊藤 圭祐
糖鎖合成阻害を機序とする薬剤耐性回避型抗ウイルス薬の開発 小山 亮祐・袴田 航
精密合成した糖鎖高分子による抗体様の高分子医薬の開発 三浦 佳子
持続可能な社会の構築に向けた農業−栄養−健康の連関 松田 浩敬
自家製イカ塩辛の安全性と食中毒リスク 中口 義次
オートファジーにおける超分子ポリマーの新機能 田村 篤志・西田 慶・由井 伸彦
昆虫の陸上適応と昆虫独自の外骨格形成システム,および応用へのヒント 朝野 維起
インジェクション可能なシート型薬剤徐放デバイス 梶 弘和
2017年12月号(Vol.1 No.13)
B5, 100pp., 価格:2,130円(税込2,343円)
特集:ロボットAI農業 Robot AI agriculture
■トップランナー 平野 聡
■特集 総論 内閣府SIPが目指すスマート農業 野口 伸
水稲栽培におけるスマート農業 森本 英嗣
施設園芸のスマート化 今西 俊介
イチゴ収穫ロボット 内藤 裕貴
ロボット農機の将来展望 野口 伸
水田水管理の遠隔・自動制御システム 若杉 晃介
■連載 スマート農業
第3回 ロボット農機によるスマート農業の実現 伊勢村 浩司 他
2017年11月号(Vol.1 No.12)
B5, 102pp., 価格:2,130円(税込2,343円)
特集:植物バイオマスのバイオリファイナリーへの利用 Utilization of plant biomass for biorefineries
■トップランナー 水無 渉
■特集 総論 バイオリファイナリー技術の最近の進歩 近藤 昭彦
欧州におけるバイオエコノミーの実現に向けた取り組み 五十嵐 圭日子
バイオリファイナリーに向けた新しい木質デザイン 光田 展隆
農業残さを用いたバイオリファイナリー 荻野 千秋
バイオリファイナリー実現を加速する先端バイオ技術と情報技術の融合 蓮沼 誠久
高分子多糖類が拓く新しいバイオマスプラスチックの世界 岩田 忠久
■連載 スマート農業
第2回 機械化とデータに基づく精密農業 谷川 民生 他
2017年10月号(Vol.1 No.11)
B5, 102pp., 価格:2,130円(税込2,343円)
特集:野菜育種研究の最近のトピックス Recent topics of vegetable research in Japan
■トップランナー 佐々木 伸一
■特集 総論 日本の野菜育種研究―アカデミアと民間連携の歴史と課題― 酒井 隆子
野菜の品種開発 日本の現状と民間会社のチャレンジ 加屋 隆士
ゲノム情報を活用した農研機構の最近の野菜育種研究 松元 哲
辛味が違う? 画期的なダイコンの品種開発 石田 正彦・柿崎 智博
ネギ類オミクス研究の最新情報 執行 正義
植物工場における野菜生産の現状と将来展望 丸尾 達
■連載 スマート農業
第1回 スマート農業の実現に向けて 齊賀 大昌 他
2017年9月号(Vol.1 No.10)
B5, 100pp., 価格:2,130円(税込2,343円)
特集:根圏共生微生物の解析と持続的な農業生産への活用 Plant root microbiota and its application to sustainable agriculture
■トップランナー 小池 聡
■特集 総論 共生による持続社会の実現に向けて 林 誠
地下の微生物叢と農地生態系 東樹 宏和
植物と根圏微生物叢との相互作用 市橋 泰範・石垣 祐二・白須 賢
根粒菌・エンドファイトと植物との共生 岡崎 伸
フィールドの菌根菌を遺伝子レベルで理解し活用する 小八重 善裕
根圏微生物のダイズ持続的生産への活用 杉山 暁史
■連載 地球規模の温暖化が水資源、耕作適地にもたらす影響
第4回 気候変動下でも持続可能な地域内循環型農業 宮ア 毅・藤原 拓
■ Industrial Reports
イネ用微生物資材「イネファイター」 伊沢 剛
■ Academic Research
寄生植物と真菌類の多様な共生関係とその進化 横山 潤・工藤 幸太・對馬 宗志
根粒菌による根圏温室効果ガス発生削減 南澤 究
ゲニステインで誘導発現するダイズ根粒菌TetR familyの共生への関与 大和田 琢二
温度応答からみたダイズの茎葉成長と水チャンネルとの相互関係 長菅 輝義
畑地の蒸発散の評価と予測 坂井 勝
根分泌物質とプラントプロバイオティクス 小山 博之・清水 将文
根粒菌生態研究からみえる農業技術 日本におけるダイズ根粒菌の群集構造コントロールの可能性 佐伯 雄一・山本 昭洋
病原菌と近縁な内生糸状菌とアブラナ科植物の共生関係 晝間 敬
2017年8月臨時増刊号(Vol.1 No.9)
B5, 100pp., 価格:2,500円(税込2,750円)
特集:アグリ・フードの未来像 Future Status of Agri-food
■トップランナー〜特別対談×阿部 啓子〜 澤田 浩・小川 賢太郎
■特集 総論 成熟社会におけるアグリ・フードの未来 阿部 啓子・中嶋 康博
食品とその機能性 亀井 飛鳥
おいしさの科学 石丸 喜朗
ポリフェノールがNPC1L1に与える影響 小林 彰子
食における倫理的消費 氏家 清和
GAP導入による経営改善効果 松井 利郎
味覚センサで生産者と世界を結ぶ 田口 光弘
食文化の広がり、特に和食のグローバリズム 伏木 亨
■Industrial Reports
プロバイオティクスのキャリアーとしてのチョコレート 樋口 裕明
玄米含有機能成分を活用したアンチメタボリック発酵食品「玄米オリザーノあまざけ」の研究・商品開発 金本 淳一
卵の健康面での名誉回復につながる昨今の研究成果 田中 敏治
トマトジュースの加熱殺菌条件に関する研究 長田 隆
加熱劣化した食用油の自動ダイナミックヘッドスペースGC/MS法を用いたにおい成分分析と官能評価との関係について 佐野 貴士・武波 慎也・今義 潤・白砂 尋士
■ Academic Research
現代の塩蔵食品の安全性と食中毒リスク 中口 義次
味覚感受性に及ぼすストレス負荷の影響 小林 三智子
玄米粉パン中フィチン酸の酵素的加水分解 松尾 亜希子
“超”高親和性型ペプチド輸送体の発見 中山 綾花・伊藤 圭祐
未利用海藻から次世代機能性食品開発へ 八木 寿梓
高知県産ショウガの腸管免疫系に対する作用の解析 飯塚 美知郎
加齢性難聴を抑制する農産物素材の探索 大池 秀明
食品由来の苦味抑制物質と苦味物質との相互作用 朝倉 富子
食物アレルギー表示における特定原材料等の検知法の開発に関する研究 穐山 浩
開放経済に立ち向かう農業・食料政策の設計 谷 顕子
食の新たなリスク:花粉症に関連する新規な食物アレルギー 花房 佳世・植田 啄也・村上 浩規・矢野 えりか・財満 信宏・森山 達哉
2017年8月号(Vol.1 No.8)
B5, 102pp., 価格:2,130円(税込2,343円)
特集:おいしさの科学と定量化技術 Science of palatability and quantification technology
■トップランナー 小柳 道啓
■特集 総論 おいしさを表現する 都甲 潔
おいしさとは何か? 山本 隆
味覚と食後の内臓感覚の脳での役割 鳥居 邦夫
メイラード反応とおいしさ:味,香り,色 村田 容常
魚介類のおいしさの評価 坂口 守彦
核磁気共鳴法を用いた食品品質評価への取り組み 松井 利郎
味覚センサで生産者と世界を結ぶ 池崎 秀和
磁気式食感センサによる食感の定量化の試み 中本 裕之
■Industrial Reports
においや細菌を測るセンサ 岩倉 宗弘
味覚センサで植物油脂の味を評価する 糸山 隆一
「フードマッチングシステム」の開発 半澤 拓・福永 泰司・岩井 和也
極微量でビールのおいしさを左右する“S系”香気成分の解析 野場 重都
筋電位測定:食品テクスチャーが咀嚼・嚥下運動に与える影響 野口 由里香
均質圧力が牛乳とフレーバード乳飲料の官能特性と嗜好性に及ぼす影響 河口 俊義
ビールのコク定量評価センサ 忍 和歌子・若松 俊一
■Academic Research
食べる意欲に欠かせない風味認識の中枢神経機構の解明 溝口 尚子
女子大学生の味覚能力と食生活の関係 M口 郁枝
フードスキャナ 高橋 亮
マイクロ波によるトマトピューレ濃縮法の開発 折笠 貴寛
霊長類味覚受容体の類似性と多様性 今井 啓雄
■製品紹介
次世代減感作薬“アレルミューン(R)HDM”を用いたイヌのアレルギー性疾患の治療 津久井 利広
2017年7月号(Vol.1 No.7)
B5, 102pp., 価格:2,130円(税込2,343円)
特集:閉鎖型人工光植物工場による医薬品生産 Pharmaceutical production in closed-type plant factory
■トップランナー 高砂 裕之
■特集 総論 遺伝子組換え植物と完全制御型植物工場 松村 健
超感受性植物でのタンパク質高生産 増田 税
植物ウイルスベクターを用いたバイオ医薬開発 的場 伸行
完全制御型植物工場における動物薬生産 田林 紀子
可食植物を利用した経口ワクチン 澤田 和敏
植物工場を利用した甘草生産 吉松 嘉代
■連載 地球規模の温暖化が水資源、耕作適地にもたらす影響
第3回 温暖化と水資源 宮ア 毅
■Academic Research
ガの性フェロモンの二つの形 藤井 毅
ウラルカンゾウにおけるグリチルリチン酸生合成酵素遺伝子の発現解析 河野 徳昭・乾 貴幸・川原 信夫・吉松 嘉代
セリバオウレンの生産性向上に向けて 乾 貴幸・池田 美穂・高木 優・河野 徳昭・川原 信夫・吉松 嘉代
導入遺伝子高発現植物の開発 松尾 幸毅
カイコで見つかったウイルス完全抵抗性機構 伊藤 克彦
パルス光照射による光合成効率化の試み 梶山 博司・前田 葵・永原 詩乃・橋下 拓也・宇山 裕貴・大畠 朋彬
宇宙における植物栽培技術の開発 鈴木 智美・田坂 恭嗣
極限生育環境を提供可能な植物栽培装置の設計と植物潜在能力解析 林 潤・赤松 史光
天然化合物特異的モノクローナル抗体を用いた薬用植物の品質評価法〜甘草をモデル植物として〜 藤井 俊輔・宇都 拓洋・正山 征洋
植物の花粉形成に重要な働きをするL-アラビノキナーゼCAP1 上田 健治
免疫チェックポイント阻害剤併用療法の開発 田中 義正
カロテノイドの機能性とその吸収に対する食品成分の影響 前多 隼人・小舘 めい・三上 翔平
【特別寄稿】 新しいLED光照射技術と植物工場 執行 正義
■Industrial Reports
超分子スキンケア基礎化粧品“RIMソープの実力” 鈴木 正夫
2017年6月号(Vol.1 No.6)
B5, 100pp., 価格:2,130円(税込2,343円)
特集:広がる遺伝子組換えカイコの可能性 A great potential of transgenic silkworm
■トップランナー 島田 裕太
■特集 総論”蚕”業革命に向けて 瀬筒 秀樹
遺伝子組換えカイコがもたらす機能性シルク 小島 桂・伊賀 正年
組換えカイコによるバイオ医薬品開発 伊藤 孝司
カイコ創薬の現状とそのポテンシャル 浜本 洋
匂いセンサカイコガ開発の可能性 櫻井 健志・光野 秀文・神崎 亮平
スマート養蚕とは何ものか 冨田 秀一郎
■連載 地球規模の温暖化が水資源、耕作適地にもたらす影響
第2回 地温のわずかな上昇が耕地の土壌環境に及ぼす影響 宮ア 毅・加藤 千尋 他
2017年5月号(Vol.1 No.5)
B5, 100pp., 価格:2,130円(税込2,343円)
特集:乾燥地を救う農業技術 Agricultural technologies to support in dry lands
■トップランナー 若林 毅
■総論:乾燥地における持続的食料生産を支える農業技術 恒川 篤史
乾燥地における水・土壌管理 北村 義信
農業干ばつ災害管理 坪 充
乾燥環境下における適正作物栽培技術 辻 渉
根圏微生物とその生態系修復や農業生産への利用 谷口 武士
育種による乾燥関連ストレス耐性作物の作出 辻本 壽・明石 欣也
■Industrial Reports
乾燥地における農業と緑化技術 大沼 洋康
世界の水不足解決における膜分離技術 山代 祐司
ゲノム育種を目指した作物のゲノミクス研究 白澤 健太
■Academic Research
半乾燥地への稲作導入を目指した衛星ビッグデータとUAV測量による湛水モニタリング 水落 裕樹
半乾燥地における長期の土地利用がつくる生態システムとその持続性について 柳川 亜季
バイオロギング技術を用いた過放牧による砂漠化プロセス解明への試み 川田 清和
近代技術の導入とトルコの農村経済 草処 基
西ナイルデルタにおける汚水灌漑の実態とその改善策としての新規下水処理技術の開発 大久保 努・上村 繁樹・多川 正・原田 秀樹
人工マクロポアによる雨水の下方浸透促進―土壌環境と植生回復の試み− 森 也寸志
根粒菌生態研究からみえる農業技術 ヒトはダイズ根粒菌群集構造をコントロールできるのか? 佐伯 雄一・城 惣吉
乾燥地域の放牧システムにおける樹木の役割 手代木 功基
ホルチン沙地における低木類の分布と土壌微環境因子の関係 康 峪梅
■連載 地球規模の温暖化が水資源、耕作適地にもたらす影響
第1回 世界の耕地は温暖化のもとで人類を養えるのか 宮ア 毅
2017年4月号(Vol.1 No.4)
B5, 102pp., 価格:2,130円(税込2,343円)
特集:アグリ・フードから誕生した機能性食品 Functional foods from agri-food
■トップランナー 福永 庸明
■総論:最先端バイオ技術を駆使した機能性食品の研究開発 矢澤 一良
アスタキサンチンのヘマトコッカス培養による生産と機能性研究 小暮 健太朗
抗アレルギー作用を有するメチル化カテキン高含有品種「べにふうき」を利用した機能性食品の開発 山本(前田)万里
遺伝子導入による養殖魚の高機能化 壁谷 尚樹・吉崎 悟朗
スプラウト生鮮野菜(もやし)の機能性表示食品への研究開発 大澤 俊彦
菌類培養液の研究と機能性開発 若命 浩二
■Industrial Reports
経口摂取ヒアルロン酸の最新研究 木村 守
再発見 オキアミ由来クリルオイル 渡邉 博文・大屋 聡彦
微細藻類ユーグレナ及びパラミロンの機能性素材への展開 中島 綾香
紅茶のポリフェノール成分とその機能性 鈴木 壯幸
たまご由来機能性食品素材の開発 中村 唱乃・庄屋 雄二
眼の疲労および眼の乾きに対するビルベリー抽出物の改善効果
〜ビルベリー由来アントシアニンの最新臨床研究〜 楊 金緯
■Academic Research
烏龍茶ポリフェノールの分子構造解明と生理機能発現機構の分子解析 柳瀬 笑子
カロテノイドの機能性とその吸収に対する食品成分の影響 前多 隼人・小舘 めい・三上 翔平
甘草含有成分に対するモノクローナル抗体を用いた甘草の品質評価法の開発 藤井 俊輔・宇都 拓洋・正山 征洋
Nepal Mushroom Project Sonam Tamrakar・Katsuya Fukami・Kuniyoshi Shimizu
異物抱合酵素発現酵母を用いたポリフェノール抱合代謝物の合成 生城 真一
クロマグロ養殖場水域の物質循環における細菌鍵種 クロマグロ養殖とサンゴと細菌 谷口 亮人
低吸収性機能性食品成分の吸収特性を考慮した消化管吸収改善のための製剤開発 佐藤 夕紀
未利用海藻を新たな資源として-機能性食品・医薬品開発へ- 八木 寿梓
中性加温条件下に起こるオリゴ糖とアミノ糖の分解特性の評価 知久 和寛
高知県産ショウガの腸管免疫賦活作用に関する基盤的研究 飯塚 美知郎
認知症の予防効果を有する食品成分とその作用メカニズム 湯浅(小島)明子
■連載 地球規模の人口増加と食糧問題
第4回 インドとアフリカ,その食料需給の行方 川島 博之
2017年3月号(Vol.1 No.3)
B5, 100pp., 価格:2,130円(税込2,343円)
特集:生物機能模倣技術 Molecular biomimetics
■トップランナー 神谷 俊之
■総論:農業研究における生物機能模倣 宮澤 光博
アコヤガイ貝殻微細構造の形成を制御する高機能性有機分子 鈴木 道生
コガネムシの変わった構造色 神村 学
極限的な乾燥耐性を示す生物から未来の技術を学ぶ コルネット・リシャー
カイコ絹糸の模倣からイノベーションへ 出村 誠
生態系を守る生物学的封じ込め技術 加藤 祐輔
■Academic Research
植物栽培における重力環境制御の試み 唐原 一郎・玉置 大介・久米 篤・蒲池 浩之
生物表面を模倣した省エネルギー液体輸送システム 石井 大佑
植物機能を活用した物質循環型社会の構築 北宅 善昭
養液の組成制御・管理による高付加価値・高機能性野菜の栽培法に関する研究 小川 敦史
ウキクサ亜科植物と微生物間の相互作用を用いた新しい植生浄化プロセスの開発 田中 靖浩・遠山 忠・森 一博・玉木 秀幸
エダシャクが採る視覚的・化学的に背景に紛れ込む隠遁術 秋野 順治
微細藻類含有カプセルによる廃棄性窒素の有用物質変換システム 高橋 利幸
独自の外骨格硬化機構がもたらしたかもしれない昆虫の繁栄 朝野 維起
ソフトマター物理からみた昆虫と植物の濡れ現象 眞山 博幸
■Industrial Reports
カニ殻由来の新素材「キチンナノファイバー」とヘルスケア 伊福 伸介
次世代減感作薬“アレルミューンⓇHDM”を用いたイヌのアレルギー性疾患の治療 津久井 利広
Lactobacillus helveticusにおける血圧降下ペプチドの加工 山本 直之
慢性疼痛の管理と健康補助食品新規健康補助食品SRD-P001,SRD-P401の効果 小松 靖弘・安川 明夫・堅木 道夫・工藤 千秋
アトピー性皮膚炎の発症予防における抗炎症性温泉藻類RG92の有用性 加世田 国与士
■連載 地球規模の人口増加と食糧問題
第3回 なぜ中国は穀物の輸入国にならなかったのか 川島 博之
2017年2月号(Vol.1 No.2)
B5, 102pp., 価格:2,130円(税込2,343円)
特集:ICT技術の農業への利用 Use of ICT technology for agriculture
■総論:データ科学によるスマートな農業 二宮 正士
新しい育種法 ゲノミックセレクション 岩田 洋佳
フィールドセンシングと移動計測 深津 時広
ドローンによる圃場作物の生育診断 杉浦 綾
データ駆動型アプローチによる植物工場の生産管理 福田 弘和・守行 正悟・谷垣 悠介
農業 ITプラットフォーム 本多 潔
■Industrial Reports
農業CPS e-kakashi 山口 典男・戸上 崇・山本 恭輔・木村 佳嗣
水田センサ「Paddy Watch」が変える日本の水稲栽培 山崎 浩平
次世代減感作薬“アレルミューンRHDM”を用いたイヌのアレルギー性疾患の治療 津久井 利広
ユビキノール(還元型コエンザイムQ10) の特徴 藤井 健志
■Academic Research
完全人工光型植物工場を対象とした省エネ型植物栽培設備の開発研究 赤林伸一・高野康夫
LEDによる光環境制御の効率と安定性の向上に向けた群落表面受光強度分布解析 荊木 康臣
応力発光による農業水利施設の診断に関する基礎的研究 珠玖 隆行
機能性食品としての昆虫の利用 井内 良仁
昆虫の脳と匂いの記憶 岡田 龍一
昆虫の偏光視に基づくナビゲーション 佐倉 緑
代謝プログラミングの牛肉生産への応用 後藤 貴文
■連載 地球規模の人口増加と食糧問題
第2回 化学肥料が解決した世界の食料問題 川島 博之
2017年1月号(Vol.1 No.1)
B5, 102pp., 価格:2,130円(税込2,343円)
特集:有用植物のゲノム編集 Genome editing of the useful plant
「アグリバイオ」創刊にあたって− 新雑誌に寄せる望みとお願い− 別府 輝彦
■トップランナー 福士 博司
■総論:ゲノム編集を活用した植物の突然変異育種 土岐 精一
イネを用いたゲノム編集技術の改良と応用 遠藤 真咲
コムギにおけるゲノム編集(1) 安倍 史高
コムギにおけるゲノム編集(2)編集酵素の直接導入に向けたin planta形質転換技術の開発 今井 亮三
オオムギのゲノム編集 久野 裕
トウモロコシのゲノム編集 高原 学
四倍体であり栄養繁殖するジャガイモへのゲノム編集技術の適用 梅基 直行・島田 浩章・草野 博彰・村中 俊哉
ゲノム編集技術のトマトへの応用 有泉 亨・伊藤 康博・三浦 謙治・江面 浩
キクとアサガオのゲノム編集 佐々木 克友・小野 道之・加星 光子・渡邊 健太
ゲノム編集技術に関する基本特許の動向とそれらの研究開発に与える影響と対策 橋本 一憲
植物ゲノム編集をめぐる海外諸国の規制動向 立川 雅司
■Academic Research
カイコ細胞質多角体病ウイルスが作る多角体の応用−シルクを衣料から医療へ 森 肇
人工光型植物工場におけるLED光環境の最適化とその評価の試み 野末 雅之
生き物から発する微弱な電気(生体電位)を計測し「生き物の気持ち」を知る−害虫防除・キノコ工場・わさび工場への応用− 平間 淳司
LEDを光源とした植物工場の開発 渡邊 博之
植物生体電位の光応答の解析と光合成評価の試み 安藤 毅
あなたの昆虫、熱がありませんか? 鈴木 団
植物生体電位を用いた栽培支援システムの開発 長谷川 有貴
■Industrial Reports
ゲノム育種を目指した作物のゲノミクス研究 白澤 健太
慢性疼痛の管理と健康補助食品 新規健康補助食品SRD-P001,SRD-P401の効果 小松 靖弘・安川 明夫・堅木 道夫・工藤 千秋
Crab-induced late food allergy following Glucosamine Chondroitin supplement use Hideo Tsukagoshi
■製品紹介
市販ビルベリーエキスの特性評価 ジョバンニ・アペンディーノ
■連載 地球規模の人口増加と食糧問題
第1回 世界の食料生産と人口 川島 博之
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