月刊むし・昆虫図説シリーズ
◆月刊むし
◆月刊むし・昆虫大図鑑シリーズ
◆月刊むし・ブックスシリーズ
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NEW
日本のヒメハナカミキリ(月刊むし・昆虫図説シリーズ15 )
窪木幹夫,2024.
A4, 168pp.(64カラープレート), 上製本. 価格:9,000円(税込9,900円)(送料サービス)
日本産ピドニア・グループ図鑑の決定版.従来Pidonia属として扱われていたグループを卵,成虫の形態,鞘翅斑紋,雌雄交尾器の詳細な研究に基づいて5属に分割し,1新種,4新亜種を記載,さらに分学的変更も多数提示されています.
●種の識別の難しいピドニア・グループの同定のポイントになる鞘翅の斑紋,♂交尾器,♀の受精嚢などについて詳しく解説.
●カラープレートに鞘翅の形態と斑紋,卵,雌雄交尾器などを図示.
●標本のカラープレートには53種1320個体を図示.海外(日本の近隣地域)のヒメハナカミキリも24種を掲載.
●各種の解説には,色彩や形態の特徴,出現時期と生息環境,寄主植物,変異,分布などについて詳細に記述し,全種の詳細な分布図を掲載.同定の難しい種については近似種との区別点も分かりやすく解説.
目次
序
@ はじめに
A Synopsis
B 謝辞
C Pidonia属の分割,新種・新亜種の記載,および分類学的変更
D 凡例など この本の使い方
E ヒメハナカミキリを正しく同定するために
F カラープレート(Plate 1-7)
1. ヒメハナカミキリ成虫の各部位名称
2. Pidonia属群の鞘翅の形態と斑紋
3. ヒメハナカミキリの卵
4. Pidonia属群の♂交尾器・包片基部
5. ハナカミキリ類の♂交尾器・内交接器先端部の形態
6. ハナカミキリ類の♂♀交尾器と盲管の構造
7. ヒメハナカミキリの生活
G 標本図版(Plate 8-64)
種の解説
外国産種の解説
H ヒメハナカミキリの生活・分布・分化
1. ヒメハナカミキリの生活
2. 鞘翅黒紋と太陽光
3. 第三紀周北極植物群
4. 日本半島と南方海峡
5. Omphalodera属の分化
6. 富山県越道峠に生息するニセフタオビノミハナカミキリ
7. トウカイヒメハナカミキリの発見の経緯とその分化に関する一考察
8. セスジヒメハナカミキリの分布域形成
9. 富士山とその周辺地域のセスジヒメハナカミキリの分布空白域
10. 関東平野のチャイロヒメハナカミキリと6000年前の縄文海進
11. 第四紀の日本列島の気候と山地形成からみたヒメハナカミキリの分化
12. 多回交尾と♂♀交尾器の構造と機能
I ヒメハナカミキリと歩んだ半世紀 ―結びにかえて―
J 著者紹介
K 主要参考文献
L 和名索引
M 学名索引
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日本のマルバネクワガタ(月刊むし・昆虫図説シリーズ4)増補・改訂版
定木良介・林辰彦・土屋利行, 2023
A4,144pp.(カラープレート48pp.) 価格:8,000円(税込8,800円)(送料サービス)
2014年に発行され長らく完売になっていましたが、新たに増補・改訂版が出版されました。全種の野外最大個体を掲載(掲載個体
数274頭)しています。アマミマルバネクワガタ,オキナワマルバネクワガタ,ヤエヤママルバネクワガタ,亜種ヨナグニマルバネク
ワガタ,チャイロマルバネクワガタの全野外最大個体が掲載されています。新たに西表島 船浮,内離島,外離島の個体と,2022
年に採集されたヤエヤママルバネクワガタ西表島産68oオーバーも標本差替により掲載しました。
全種全亜種について,かつてないレベルの詳しい解説があり,生態については著者らの長年の豊富な野外体験をもとにまとめら
れています。増補改訂版では2022年までに報告された情報をアップデートし,各産地の大腮・頭部・前胸・上翅を計測して比率を
割り出した表や,各部の顕微鏡拡大画像などを追加。解説自体も大きく変更しており,初版を購入した方でもあらたな発見がある
ものと思います。もちろん,全種全亜種の原記載論文(記載部分のみ)も変わらず収録しています。
マルバネクワガタ類飼育のスペシャリスト,里由一氏による累代飼育法がグレードアップ。初版ではタテヅノマルバネ系の飼育が
主でしたが,今回は飼育難易度の高いチャイロマルバネクワガタの詳細な飼育方法が追加されました。ページ数も初版6ページ
だったものが倍の12ページとなっています。採集記15編,マルバネ採集に命を賭けた男たちの座談会,マルバネクワガタの研究
史と現在の問題点を洗い出した「タテヅノマルバネクワガタの挽歌」は変更ありません。
はじめに
カラープレート
アマミマルバネクワガタ奄美大島産
アマミマルバネクワガタ請島産
アマミマルバネクワガタ徳之島産
オキナワマルバネクワガタ
ヤエヤママルバネクワガタ西表島産
ヤエヤママルバネクワガタ石垣島産
ヨナグニマルバネクワガタ
チャイロマルバネクワガタ
アカマルバネクワガタ
解説
マルバネクワガタの基礎知識
アマミマルバネクワガタ
オキナワマルバネクワガタ
ヤエヤママルバネクワガタ
ヨナグニマルバネクワガタ
マルバネクワガタを求めて
− 15名の採集エピソード −
アマミマルバネを追い求めた12年-奄美大島− 杉原英行
ウケジママルバネクワガタ発見記−請島− 谷角素彦
ウケジママルバネクワガタをとりまく現状−請島− 田中良尚
徳之島奮闘記−徳之島− 定木良介
アマミマルバネはとても不思議な虫である−徳之島− 首藤健之
オキナワマルバネ500日間の軌跡−沖縄島− 林辰彦
マルバネクワガタに魅せられて−沖縄島− 飯島和彦
球美の秘宝−久米島−山本世樹
“イリオモテ”タテヅノマルバネクワガタ−西表島− 伊東渉
ヤエヤママルバネラプソディー−西表島− 土屋利行
石垣島のマルバネクワガタ−石垣島− 花谷達郎
原生林の宝もの“ヤエマル”−石垣島− 小林修司
石垣,真夜中の邂逅−石垣島− 大塚久徳
再び幻となったヨナグニマルバネ−与那国島− 松岡進樹
チャイロマルバネ採集記 −美ら島の Neolucanus− 石井かえで
マルバネクワガタ特別座談会!
国産マルバネクワガタの飼育 里 由一
タテヅノマルバネクワガタの挽歌
−日本のマルバネクワガタ類の解明小史− 藤田 宏
あとがき
著者紹介
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日本のゼフィルス(月刊むし・昆虫図説シリーズ 14)
長谷川大編著,高崎浩幸・矢後勝也英訳・監修 2020.
A4, 176pp.(63カラープレート), 上製本. 価格:7,800円(税込8,580円)(送料サービス)
日本産ゼフィルス図鑑の最終決定版! 海外産の近縁種も多数図示されています。カラープレートには日本産25種524個体、海外
の近縁種など55種178個体を図示されています。最新の知見に基づく解説(国内分布、分類・変異、成虫の生態、食樹・産卵習性、
国外分布・近縁種)と国内分布図が掲載されています(英文解説も併記されています)。また、日本産25種29個体と海外産近縁種
など49種52個体の♂交尾器が図示されているほか、過去訳100年のゼフィルス研究誌と主な研究者も紹介されています。
詳しくは⇒こちら
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日本のコブヤハズカミキリ(月刊むし・昆虫図説シリーズ 13) ※弊社・発行元ともに完売
高桑正敏・中村博之・小林敏男, 2020.
A4, 162pp.(うち48カラープレート), 上製本. 価格:6,400円(税込7,040円)(送料サービス)
コブヤハズカミキリの決定版! 48ページのカラープレートにこれまでなかったスケールでコブヤハズカミキリの標本が掲載されて
います(新亜種記載もあります)。コブヤハズの研究史、日本各地の愛好家による地域別情報、採集方法、生態と観察、DNA、文
献目録などこれ1冊にコブヤハズカミキリの情報が凝縮されています。付録として、故高桑正敏さんが1970年代に書かれた「日本
のコブヤハズカミキリ類の問題点(1)-(5)」が完全収録されています。カミキリ屋ではないけど、「コブ」だけは好きという方も多いは
ずです。すべての「コブ」好きの方のバイブルになることは間違いないでしょう。
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日本のダイコクコガネの仲間(月刊むし・昆虫図説シリーズ 12)
塚本珪一・稲垣政志・河原正和・森 正人, 2019.
A4, 112pp.(うち47カラープレート), 上製本. 6,400円(税込7,040円)(送料サービス)
目 次
はじめに
カラープレート
扉:ダイコクコガネ属の画像検索
Pl. 1. ダイコクコガネの4方向標本,展翅標本
Pl. 2. ダイコクコガネのギネス標本
Pl. 3. ダイコクコガネ絶滅産地標本
Pl. 4. ダイコクコガネ変異標本
Pl. 5. ダイコクコガネの生息環境
Pl. 6-12. ダイコクコガネの生態
Pl. 13. 北海道のダイコクコガネ
Pl. 14. 口永良部島のダイコクコガネ
Pl. 15. ツヤマグソコガネとツヤケシマグソコガネ
Pl. 16. ミヤマダイコクコガネの4方向標本,展翅標本
Pl. 17. ミヤマダイコクコガネ変異標本
Pl. 18. ミヤマダイコクコガネの生息環境
Pl. 19-23. ミヤマダイコクコガネの生態
Pl. 24. ゴホンダイコクコガネの4方向標本,展翅標本
Pl. 25-28. ゴホンダイコクコガネの生態
Pl. 29. ヒメダイコクコガネの4方向標本,展翅標本
Pl. 30-31. ヒメダイコクコガネの生息環境
Pl. 32-35. ヒメダイコクコガネの生態
Pl. 36. マルダイコクコガネ名義タイプ亜種の4方向標本,展翅標本
Pl. 37. マルダイコクコガネ徳之島亜種の4方向標本,展翅標本
Pl. 38-39. マルダイコクコガネ名義タイプ亜種の生息環境
Pl. 40-43. マルダイコクコガネ名義タイプ亜種の生態
Pl. 44. マルダイコクコガネ徳之島亜種,徳之島天城岳の環境
Pl. 45-46. 海外産標本:Heliocopris ナンバンダイコクコガネ属
Pl. 47. 海外産標本:PHANAEINI ニジダイコクコガネ族
本 文
解説
1.ダイコクコガネ類の分類
2.ダイコクコガネとレッドリスト
3.ダイコクコガネの分布や生態
4.ダイコクコガネ類の採集・飼育・標本づくり
5.海外標本プレートの解説
ダイコクコガネ,人との関わり
1.ダイコクコガネを愛する人たち
2.奈良公園フン虫観察会と次世代のこどもたち
3.ダイコク様,それぞれの思い出・想い
4.取材日記,採集日記
5.生態撮影とその工夫
資料
ダイコクコガネ類関連文献抄録
あとがき,著者紹介
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NEW
日本の冬尺蛾(フユシャクガ)(月刊むし・昆虫図説シリーズ 11)
中島秀雄・小林秀紀, 2017.
A4, 152pp.(うち47カラープレート), 上製本. 6,400円(税込7,040円)(送料サービス)
日本産のフユシャクガ類35種503頭(雄384頭、雌119頭)の標本が、14ページにわたるカラープレートに図示された図鑑です。
地域変異や個体変異などがひと目で分かります(雄は原寸大、雌は1.3〜1.5倍に拡大して図示されています)。
一方、生態写真は33ページにもおよぶカラープレートに図示されており、雌雄、交尾個体、卵、幼虫など生活環における様々なステージが、全種についていくつもの
美しい写真で掲載されています。
解説パートにおいては、採集難易度(雌雄、交尾ペアをそれぞれ別に評価)、分布、寄主植物、幼虫、出現時期、配偶行動、産卵習性、交尾ペアの採り方、採集例など、
フユシャクガ類の魅力が詳細に紹介されており、種ごとに分布図も掲載されています。
解説の後半では、著者2人による情熱的なエッセイ集が紹介されており、巻末では、著者のうち中島氏の55年にわたるフユシャクガ類の全調査データ(採集日時、採集場所、
採集種)および、1090交尾ペアの採集データが掲載されています。
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日本と世界のホシミスジ(月刊むし・昆虫図説シリーズ 10) ※弊社・発行元ともに完売
福田晴男・美ノ谷憲久, 2017
A4,上製本, 172pp.(うちカラープレート48pp.) 6,400円(税込7,040円)(送料サービス)
1998年までは1種とされてきたホシミスジが、著者らの長年にわたる野外調査・研究の成果や最新のDNA分析結果などによって8種に
分割され、日本産ホシミスジは日本固有の独立種となって、11亜種(5新亜種を含む)に整理されました。同じように見える種や亜種が、
実は長い年月をかけて別種や別亜種に分化していたのです。本書では日本・朝鮮半島・台湾・中国・極東口シアに分布するホシミスジ
のグループを48カラープレートで紹介し、多岐にわたる解説をしています。
プレートのパートでは、標本写真の他に、生息環境や生態写真も収録されています。斑紋の特徴、幼生期の形態の違い、食餌植物(シ
モツケ属植物)の特徴などが力ラーの写真で示されています。
解説のパートでは、世界のホシミスジの大整理、地生態から見たホシミスジ、国内地域別のホシミスジ、海外地域別のホシミスジ、ホシ
ミスジの自然史、などの項目に分けて詳細に解説されています。また、「ホシミスジ学」の面白さが紹介されているほか、教師として著者
らが実践してきた、昆虫好きな児童・生徒を育てる教育法も紹介されています。
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日本のセンチコガネとその仲間(月刊むし・昆虫図説シリーズ 9)
塚本珪一・稲垣政志・河原正和・森正人, 2017
A4,上製本, 116pp.(うちカラープレート48pp.) 6,400円(税込7,040円)(送料サービス)
センチコガネ、オオシマセンチコガネ、ムネアカセンチコガネ、キボシセンチコガネ、イシガキトビイロセンチコガネ、ア
マミトビイロセンチコガネ、アサヒナアカマダラセンチコガネ、オキナワアカマダラセンチコガネ、アカマダラセンチコガネの9種を扱
っています。謎の多いセンチコガネと珍品ぞろいのその仲間の魅力が、この1冊に集約されています。
37プレートの標本写真パートでは、レインボーセンチと呼ばれる美麗な九州のセンチコガネを6プレートにわたって紹介しているほか、
離島を含む日本各地のセンチコガネ、ムネアカセンチコガネ、南西諸島産の珍品ぞろいのセンチコガネ類などのほか、海外のセンチコ
ガネも掲載。
10プレートの生態写真パートでは、センチコガネの多様な食性、糞の運搬シーン、オオシマセンチコガネの生態、アカマダラセンチコ
ガネ・ムネアカセンチコガネのAM菌の搬入、アサヒナアカマダラセンチコガネ・キボシセンチコガネなどの貴重な生態シーンを多数の
写真で紹介。
解説パートでは、各種解説、センチコガネと人との関わり、採集、標本づくり、撮影、資料のほか、楽しくてためになる多数のコラム
が収録されています。
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日本の冬夜蛾(キリガ)(月刊むし・昆虫図説シリーズ 8)
小林秀紀 編, 小林秀紀・四方圭一郎・枝恵太郎, 2016
A4, 112pp.(うち47カラープレート)6,400円(税込7,040円)(送料サービス)
日本のキリガ103種を、807個体の選びぬかれた美しい標本を用いて47カラープレートに図示した図鑑です。
なお、タイトルは「冬夜蛾」と書いて『キリガ』というルビがふってあり、「日本のキリガ」と読みます。
生態写真ではキリガの74%にあたる76種をカバーしています。解説は、珍品度、分布、寄主植物、変異、採り方、
発生時期、近似種との識別点など、キリガの魅力を詳しく紹介しています。同定の難しい種類は、標本の拡大写真を用いて見分け方のポイントを解説しています。
珍品度を星印でレーティングしてあり、星3つ以上の珍品には、産地や採集日付などの詳しいデータも記述し、
星4つ以上の珍品には分布図も掲載。3人の著者たち(+外野2名)による肩の凝らない52編のコラムを掲載。
蝶屋もクワガタ屋も虜にする、キリガの秘密が満載です。
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飛騨のギフチョウ(月刊むし・昆虫図説シリーズ 7)
櫟原俊嗣, 2015
A4, 上製本, 112pp.(48カラープレート) 6,400円(税込7,040円)(送料サービス)
589頭の美しい標本を40カラープレートに図示。飛騨ギフの代名詞である“赤上がりギフチョウ”のコレクションプレートのほか、
特徴的な異常型も多数掲載。代表的な高層湿原産地などの景観もカラーで紹介。飛騨ギフの定義、分布から特異な生態、
変化に富む形態など、飛騨ギフの魅力を詳しく紹介。飛騨ギフにまつわる様々な切り口のエッセイ、コラム、探索記を多数掲載。
著名なギフチョウ名人2名による楽しい寄稿文も収録。産地間の関係性や飛騨ギフの分布様式が一見して理解できる詳細図付きです。
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世界のカブトムシ【上】南北アメリカ大陸編(月刊むし・昆虫図説シリーズ6) ※弊社・発行元ともに完売
清水輝彦, 2015
A4, 上製本, 124pp.(64カラープレート) 7,800円(税込8,580円)(送料サービス)
世界のカブトムシのうち、本書では南北アメリカ大陸に分布するヘラクレスオオカブト、ゾウカブト類、タテヅノカブト類、
サイカブト類、コガネカブト類、コカブト類、計279種を64カラープレートに図示。
発刊予定の「(下)アジア・アフリカ編」と合わせると世界で最も多くのカブトムシをカラーで紹介した本となる予定。
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世界の美麗ヒトリガ(月刊むし・昆虫図説シリーズ5)
岸田泰則, 2015
A4, 上製本, 111pp.(47カラープレート) 6,400円(税込7,040円)(送料サービス)
世界の美麗なヒトリガ亜科265種1092個体(7頭のホロタイプ、49頭のパラタイプを含む)を47カラープレートに図示。
3新亜種の記載とともに、学名、分布、成虫出現期などが記述されている。
著者のコラム「岸田のひとりごと」はヒトリガのことのみでなく、日本や世界の蛾界の歴史や動向が伺えます。
珍品度を★の数で表示されたことにより、コレクション熱が高まること必至。買って良かったと思える美しい図説です。
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日本のマルバネクワガタ(月刊むし・昆虫図説シリーズ4) ※弊社・発行元ともに完売
定木良介・林辰彦・土屋利行, 2014
A4,136pp.(カラープレート48pp.) 7,800円(税込8,580円)(送料サービス)
日本のマルバネクワガタのすべてが収録されている。全ギネス個体が掲載されるほか、特大個体から特小個体まで、
多くの個体を様々な角度から図示され、島ごとの特徴の解説もある。
生態写真はもちろん、生息地の風景やそこに息づく代表的な野生生物も掲載されるほか、著者3人の座談会、累代飼育法
の奥義、採集記15話を含む。
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日本のオオセンチコガネ(月刊むし・昆虫図説シリーズ3)
塚本珪一・稲垣政志・河原正和・森正人, 2014
A4,上製本, 112pp.(カラー48pp.) 6,400円(税込7,040円)(送料サービス)
本書は日本のオオセンチコガネの様々な個体変異を収録しています。
カラープレートでは、オオセンチコガネの記録がある全44都道府県の標本を採集場所とともに掲載しています。
他にも「特別色彩変異と大小ギネス」「海外のオオセンチコガネ」「アジアのセンチコガネ類」などをプレートで紹介。
テキスト部では県ごとの珍品度や、分布、研究史、分類、生態、採集法などが解説されています。
巻末には全国の標本データ集も収録されており、オオセンチコガネの魅力が詰まった一冊です。
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日本のネクイハムシ(月刊むし・昆虫図説シリーズ2) ※弊社・発行元ともに完売
林 成多 2012年9月発行,
A4,上製本, 96pp.(カラー48pp.) 6,400円(税込7,040円)(送料サービス)
日本のネクイハムシ全種(23種)を掲載。カラープレートには,全個体に和名と標本の産地を,全種に学名,珍品度を表示。世界の主なネクイハムシも掲載。
代表的な生息環境とそこでみられる種を,環境写真,生態写真で紹介。種の解説には,分布,特徴,生息環境,発生時期,食草などを記述。
日本産23種には,全種に分布図を付し,都道府県別,島嶼別の種類数の一覧表が掲載されている。
・カラープレートには,全個体に和名と標本の産地を,全種に学名,珍品度を表示。
・世界の主なネクイハムシも掲載。
・代表的な生息環境とそこでみられる種を,環境写真,生態写真で紹介。
・種の解説には,分布,特徴,生息環境,発生時期,食草などを記述。
・日本産23種には,全種に分布図を付し,都道府県別,島嶼別の種類数の一覧表を掲載
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世界のカトカラ(月刊むし・昆虫図説シリーズ 1)※弊社・発行元ともに完売
石塚勝己 2011年9月発行,
A4, 上製本, 108pp(47カラープレート). 6,400円(税込7,040円)(送料サービス)
後翅の美しい世界のカトカラ属(Catocala属)約280種のうち,約90%にあたる240種を図示・解説。日本産カトカラ31種は分布図、珍品度、食樹などの解説付き(都道府県別種類数の一覧表も掲載)。
「シタバ屋」を自称する著者の古今東西のカトカラに関する囲み記事が楽しい。
この図説があれば、世界のカトカラが一冊で概観できます。
・世界のカトカラ(Catocala)約280種のうち,約90%にあたる240種を,日本・旧大陸・新大陸の3ブロックにわけて図示・解説。
・カラープレートには,全個体に和名と標本の産地を,全種に学名,珍品度を表示。
・種の解説には,形態的特徴,分布,成虫出現期,食樹などを記述。
・日本産の31種は,全種に分布地図を付したので,日本列島における分布が一目瞭然。また,都道府県別種類数の一覧表を掲載。
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