一般財団法人進化生物学研究所「進化生物研究」 
掲載論文のうち、昆虫に関するものを中心に目次にアップしています。








Butterflies around Jatropha Cultivating Field on Lombok Island, Indonesia
インドネシア, ロンボク島ヤトロファ栽培地周辺の蝶類 
蒲生康重・山口就平,2013
一般財団法人 進化生物学研究所紀要「進化生物」18号:43-51.(別刷)
A4, 和文6pp.+カラー図版3pp.,
限定10部のみ。 ※限定部数のため、完売の際はご容赦ください。
価格:300円
インドネシア、ロンボク島ヤトロファ栽培地周辺の蝶類5科63種のリストとカラー図版。





Radiative speciation in the genus Aporia ※再入荷しました
Aporia(ミヤマシロチョウ)属における放散的種分化

加納一三・酒井誠司・林雅彦,2017
一般財団法人 進化生物学研究所紀要「進化生物」20号:37-68.(別刷)
A4, 総32pp.英文+13pp.和文全訳付.

価格:2000円
ミヤマシロチョウ(Aporia)属各種の斑紋の地理的変異と雄のゲニタリア(ウンクス)の形態の違いと各種の分布状況を比較し、
横断山脈とカシミール地方から分布拡散が始まり種分化が進行したと結論付けている。
分布拡散により斑紋の消失が進み、種分化の過程が連続する地理的変異として残ることを豊富な標本写真・ゲニタリア描画・チャートや地図を交えて解説している。
種分化機構や(適応化・単純化)放散現象を考察する上で重要な文献である。




進化生物研究 Vol.18 (2013年12月25日発行)※弊社・発行元ともに完売
A4, 79pp. 1000円
タイ国カンチャナブリ県メクロン水圏研究所周辺での蝶類の種多様性 岡本眞一・サムロン パヌタイ・青木俊明・山口就平
チョウ目昆虫の幼虫腹脚構造と接着力に関する研究 岡田麻利
タイにおけるアゲハチョウ科Papilionidaeの地理的分布に関する研究 岡本眞一・富田瑞樹・Chutinan CHOOSAI・Yupa HANBOONSONG
インドネシア, ロンボク島ヤトロファ栽培地周辺の蝶類 蒲生康重・山口就平


進化生物研究 Vol.17 
※弊社・発行元ともに完売
A4, 127pp. 1,500円
A rivised Checklist of the Butterflies of the Lao P.D.R. (Insecta:Lepidoptera).
ラオス産蝶類の改訂チェックリスト 中村紀雄・若原弘之, 2012
19-85pp. (カラー25pp. )
本書には、
「ラオス蝶類図譜」刊行以後に発表されたラオス産蝶類に関する報告をまとめ、その内容を反映させて作成した改訂チェックリスト(978種含む)が掲載されています。
今回初めて報告された13種と1亜種の新記録も含まれています。25頁にわたる標本カラー図版(採集データ付)もあわせて掲載。
ラオスのチョウ類を調べるためにはとても有用な論文です。


進化生物研究 Vol.16 (2011年3月25日発行)
A4, 147pp. 1000円
飯田康夫 世界のアゲハチョウ科蝶類コレクション標本 山口就平・青木俊明・杉浦由布子・飯田康夫・淡輪 俊
統計解析によるタイ国における鱗翅目の分布についての研究 岡本眞一


進化生物研究 Vol.15 (2009年12月25日発行)
A4, 103pp. 1000円
絶滅危惧種を含む 中村 誠 日本産蝶類コレクション標本 山口就平・青木俊明・杉浦由布子・淡輪 俊


進化生物研究 Vol.14 (2008年12月25日発行)
A4, 94pp. 1000円
相馬完一コレクション, オビ島(インドネシア, マルク諸島)のチョウ類 青木俊明・山口就平・淡輪 俊


進化生物研究 Vol.13 (2007年11月25日発行)
A4, 137pp. 1000円
マダガスカル南部乾燥地Ranomainty村周辺に生息するハナムグリ類 橋詰二三夫・杉原英行・ANDRIAMAHERY Rivo Rovison・淡輪 俊
西ネパールにおける1999年の調査により得られたチョウ類 青木俊明・山口就平
一瀬太良とその日本産チョウ類コレクション標本 山口就平・河合省三・青木俊明・杉浦由布子・淡輪 俊


進化生物研究 Vol.12 (2006年11月30日発行)
A4, 127pp. 1,000円
1997年チベット南東部キズ峰登山隊により得られたチョウ類 青木俊明・山口就平・清水博文
本野 晃テングチョウ蝶類コレクション標本 山口就平・青木俊明・淡輪 俊
タイ北部, ナン県におけるチョウ類の記録 勝山礼一朗・杉原英行・関東準之助・小川大輔
Uncarina属の送粉者は誰? 生康重・吉田 彰・淡輪 俊・Bana RAKOTOARISON 

進化生物研究 Vol.11(平成17年10月25日)
A4, 138pp, 1,000円
巻頭言:淡輪俊 1
論文・総説・短報 3
種村 淳・林 雅彦・駒峰 穆:葉緑体遺伝子matK領域からみた草アロエ類の分子系統解析 3
蝦名 元:アカボヤ(マボヤ科)の呼吸活性 17
青木俊明・山口就平・淡輪 俊:中村 誠パルナシウス蝶類コレクション標本と文献・手紙 23
Shuhei YAMAGUCHI, Toshiaki AOKI and Makoto Akiyama:Studies on the Butterflies of the Semi-Dried Tropical Forest in East Thailand V.(山口就平・青木俊明・秋山信:東部タイ半乾燥林のチョウ類に関する研究V) 41
Raiichirou KATSUYAMA, Hideyuki SUGIHARA, Junnnosuke KANTOH and Daisuke OGAWA: Butterflies Collected by the Survey in the Umphang Province of Tak, West Thailand, February 2003 (Insecta:Lepidptera:Rhopalocera).(勝山礼一朗・杉原英行・関東準之助・小川大輔:タイ西部、ターク県ウンパンにおける蝶類の記録) 61
Atushi SUZUKI:Ag-NORs Chromosomes of Three Cyprinid Fishes (Pisces,Cyprinidae).(鈴木淳志:コイ科3種のAg-NORs 染色体) 85
玉城常智・宗近 功:飼育下のキツネザル(レムール)類に見られた腸内寄生虫 91
Yasushige GAMO, Akira YOSHIDA and Takashi TANNOWA Statistic Verification on Inter-specific Difference in Floral Structure of the Genus Uncarina (Pedaliaceae)(蒲生康重・吉田彰・淡輪俊:ゴマ科Uncarina属の花器構造における種間差異の統計学的検証 95
学会誌掲載論文・著書・講演会発表要旨 103
平成16年度所属学生卒業論文要旨 110
平成16年度事業報告 116
平成17年度事業計画
平成16年度研究所記事
研究所、 日々の活動 131
追悼文 133
進化生研友の会よりのお知らせ 136
ボランティア サザンクロス ジャパン協会の活動 137


進化生物研究 Vol.10 (2004.3.31 発行)
B5, 151pp. 800円
白石幸司:ホロホロチョウにおける肝臓および膵臓起源NADP依存性リンゴ酸脱水素酵素(ME)の遺伝的変異 1
山口就平・青木俊明:東部タイ半乾燥熱帯林のチョウ類に関する研究 U1999年2〜3月の動植物調査により得られたチョウ類の記録(英文) 7
三宅義一・山口就平・青木俊明・秋山 信:東部タイの半乾燥熱帯林におけるコガネムシ上科1新属11新種を含む93種の記録(英文) 43
白石幸司:ホロホロチョウにおける赤血球カタラーゼ・アイソザイム(Cat)の多型に関する研究 77
青木俊明・山口就平:ネパール初記録5種を含む東部ネパール低地のチョウ類(英文) 83
吉田 彰・蒲生康重・淡輪 俊:ゴマ科Uncarina属植物の受粉と花器構造について(英文) 115
本橋 強・山野上美知子・鈴木秀之・北村亜希子・高橋ちづる・飯島恵美・長谷川智彦・伊東怜子・渡部真輝・駒嶺 穆:アグロバクテリウム法を用いたPelargonium×domestieum cv.Mint Toffeeへの矮性化遺伝子rolCの導入 121
秋山 信・山口就平・青木俊明:東部タイ半乾燥熱帯林地域の食用昆虫類及び昆虫食文化T ムクダハン,ウボンラチャタニ及びカラシン県で得られた食用昆虫類 133


進化生物研究 Vol.9(2000.10.31 発行)
B5, 282pp. 800円
創立25周年記念号の刊行に当って:淡輪 俊
吉田 彰・西田治文・西田 誠:北海道上部白亜系産フサシダ科の胞子葉小羽片石化化石U Paralygodium yezoense gen.et sp.nov.(英文) 1
岩科 司・大谷俊二:ハチジョウアザミの葉に含まれるフラボノイド(英文) 11
三宅義一・山口就平:東部タイの半乾燥熱帯林におけるコガネムシ科4新種を含む20種の記録(英文) 21
青木俊明・山口就平・植村好延:1新種及び2新亜種を含むモルッカ(インドネシア)のコジャノメ属(Mycalesis)チョウ類(英文) 33
吉田 彰:現生ソテツ類葉柄の組織学的研究(英文) 49
鶴巻洋志:オサムシ上科の分類の特徴としての数形質に関する一考察 73
平田淳一・漆戸登宇世:Scleropages属3種およびHeterotis属1種の染色体構成と一赤血球あたりのDNA量 83
芹澤良久・山本三夫:ラジノクローバ人為八倍体の稔実性および成熟分裂 91
三宅義一:東南アジア産コガネムシ類の新種と新記録種W(英文) 105
伊藤 豊・湯浅浩史:カンアオイ種間雑種の花粉稔性に基づく種分化(T) 121
種村 淳・駒嶺 穆:matK領域(cpDNA)のシークエンスによるHaworthia属の分子系統解析 147
大塚一壽・北ボルネオ:キナバル地域の蝶の発生周期について 169
湯浅浩史・阿部主計・RAKOTOZAFY Armand・ANDRIAMAHERY Rivo Robinson:マダガスカル島アンタンドロイ族の薬用植物 219
 資料
山口就平・青木俊明:東部タイ半乾燥熱帯林における チョウ類の記録T(英文) 247
杉原英行・橋詰二三夫・ANDRIMAHERY Rivo Robinson:マダガスカル南部の乾性有刺林に生息するチョウ類 275


進化生物研究 Vol.6(1990.12.20 発行)
B5, 108pp. 800円
船本常男・湯浅浩史:Echeveria属の染色体研究T.30種類の体細胞染色体数(英文) 1
橋本常男・湯浅浩史:Echeveria属の染色体研究U.残余Taxaの体細胞染色体数(英文) 16
林 孝三・大谷俊二・岩科 司:ヒオウギアヤメおよびその近縁植物における色素成分の比較分析 ――各種のフラボノイドを中心として―― 30
鶴巻洋志:オサムシ亜科における雄の外部生殖器内袋の形態 61
鄭 耀星・湯浅浩史:ヒョウタン類植物の分類と交雑実験 75
 資料
大浜多美子:アカウキクサAzollaとラン藻Anabaenaとの共生体による窒素固定 ――研究の総括と農業への利用―― 97


進化生物研究 Vol.3(1986.5.28 発行)
B5, 233pp. 800円
近藤典生先生の近影と略歴 @
巻頭のことば:篠遠喜人 B
近藤典生先生とその業績:山本三夫 D
〔特別寄稿〕
近藤典生:21世紀にそなえての農業における発想の転換――生態系的生物生産の考え方― 1
〔原著論文〕
高井冬二:南アメリカにおける化石陸上哺乳類相の特殊性 11
西田 誠・西田治文・奈佐年貴:南アメリカ産ナンキョクブナ型材の化石,特に,チリ国,ウルティマ・エスペランサ州とフェゴ島産の種について(英文) 22
吉田俊秀:タヌキの細胞遺伝学的特異性と進化 33
肴倉孝明・平井八十一:体細胞雑種法によるカッショク・レムール(Lemur fulvus fulvus)におけるTK遺伝子をもつ染色体の識別について 43
釜野井正男:ライムギ三染色体植物に関する研究(V)種子重と染色体数との相関について 50
葉 茂生・湯浅浩史・(故)前川文夫:マメ科植物の染色体数と分化の傾向 57
船本常男:日本産ウメバチソウ属の核形態学的研究(英文) 72
芹澤良久・山本 三夫:ラジノクローバの人為倍数体における胚嚢形成過程の組織学的研究 82
中村重正・郷原 茂・中村吉和:サボテン天狗巣症状株の篩管に見いだされたマイコプラズマ様微生物 91
白石幸司・岩瀬伸夫・石井 力・平井八十一・三浦 康:ホロホロチョウとニワトリおよびその雑種の抗原の血清学的分析 97
白石幸司・岩瀬伸夫・石井 力・平井八十一・三浦 康:ホロホロチョウとニワトリの雑種における種特異的抗原CB11の血清学的分析 105
岩瀬伸夫・白石幸司・平井八十一:カニクイザル血球のMおよびN抗原の存在とその部分相同性 110
岩科 司・天野 實・水野茂博・大谷俊二:Aloe属植物の花から分離したフラボノイドおよびキノン系色素とその種間および種内変異の意義 116
川崎 勝・吉玉國二郎:イタドリの成育過程における含有フラボノイドパターンの変化および成葉におけるそのパターンの地理的変異 132
林 雅彦:Haworthia属植物における種群(species groups)と篩(sections)の検討 137
青木俊明:山口就平:1975年採集のラオス産チョウ類の記録(英文) 145
本橋 強・天野 實:ペラルゴニウム属植物の染色体数について 157
上原浩一・栗田子郎:マツバラン胞子壁形成過程の超微形態学的研究 171
鶴巻洋志・河本 新・鈴木淳志:多摩川水系における水生昆虫相と水質に関する研究 182
湯浅浩史・間嶋祥子・近藤典生:南米産Copaifera属の葉形による分類 201
〔短報〕
蜂巣達之・白石幸司・三浦 康;カピバラとモルモットの血清の比較研究 215
吉田 彰:ボリビア産三葉虫Cryphaeoides rostratus(KOZLOWSKI)の修復(英文) 218
吉田 彰・斉藤永美子・中川ろここ・古木美知:ボリビア南部タリハ盆地の第四紀層における花粉学的所見(英文) 221
伊熊正也:南アフリカ産プロテア属植物の染色体数 229
あとがき:(大谷俊二・湯浅浩史・白石幸司) 233


進化生物研究 Vol. 2
(1985.12.17 発行) B5, 122pp. 800円
葉 茂生・前川文夫・湯浅浩史・許 建昌:マメ科インゲン属における種子形態とその分類学的意義(英文) 1
肴倉孝明・近藤典生:Lemur fulvus 連種群における染色体分化の解析的研究.Lemur 属の体細胞染色体について 21
葉 茂生・前川文夫・湯浅浩史:マメ科インゲン属植物の染色体数 37
青木俊明・山口就平:タイ国産コジャノメ属チョウ類の記録――1新種の記載を含めて――(英文) 45
吉田 彰:三葉虫数種の眼の構造について 61
岩科 司・大谷俊二・林 孝三:Strongylodon macrobotrys(ヒスイカズラ)の花の色素成分と生体スペクトルによる花色の検討 67
林 孝三・岩科 司・川崎 勝・大谷俊二:ヒメシャガ Iris gracilipes の花のフラボノイド成分 75
本橋 強・加納一三・林 雅彦・近藤典生:Haworthia 属のTessellata 植物群(アロエ類)における倍数性と地理的分布 87
岩科 司・大谷俊二・近藤典生:柱サボテン亜科植物の花色とそのベタレイン色素の構成 95
岩科 司・近藤典生:サボテン科植物 Epiphyllum oxypetalum(月下美人)の果実の色素成分 119
 短報
岩科 司・大谷俊二:ヒマワリの果皮のアントシアニン