第1回(新)日本甲虫学会大会 講演要旨集
日本甲虫学会, 2010.
B5, 24pp. 500円(税込・送料別)
2010年11月13・14日に大阪市立自然史博物館で開催された(新)日本甲虫学会大会の講演要旨集

目次

大会参加者への連絡 1
会合案内 2
口頭講演要旨 5
(O-1) 藤原淳一・吉村真由美・前藤薫:兵庫県三田市武庫川におけるヒメドロムシ3種の微生息環境の選好性
(O-2) 生川展行:ヒゴホソカタムシの生息環境について
(O-3) 河上康子・大橋和典:ダンダラテントウの北上と分布拡大の制限要因の推定
(O-4) 本郷儀人:技は力を凌駕できるのか?!
(O-5) 山本周平・丸山宗利:日本産海浜性ヒゲブトハネカクシEmplenota 亜属およびTriochara 亜属(ハネカクシ科:ヒゲブトハネカクシ亜科ヒゲブトハネカクシ属)の分類
(O-6) 秋田勝己・乙部宏・高桑正敏:三重県に定着したフェモラータオオモモブトハムシ
(O-7) 林 成多:希少種アヤスジミゾドロムシの生態に関する知見
(O-8) 上手雄貴・酒井雅博:日本産Optioservus マルヒメドロムシ属(ヒメドロムシ科)の分類学的再検討
(O-9) 小野田晃治:マルコガタノゲンゴロウの幼虫上陸〜羽化期間の発育に及ぼす温度の影響
(O-10) 稲垣政志:アカダルマコガネPanelus rufulus NOMURA のふんコロ行動について
(O-11) 荒谷邦雄・細谷忠嗣・西田伸:外来ペット昆虫の生態リスク評価と管理へのDNAバーコーディングの応用〜クワガタムシ科への応用(予報)
(O-12) 村井悠孔・荒谷邦雄・細谷忠嗣:雌交尾器の形態に基づいた台湾産クワガタ属( Dorcus ) の分類学的再検討
(O-13) 大澤省三,安藤清志,平野雅親,柏原精一:数種の興味ある甲虫について
(O-14) 島田 孝:日本産Anotylus glareosus 種群について(ハネカクシ科,セスジハネカクシ亜科)
(O-15) 井村有希・荒谷邦雄・細谷忠嗣:東アジアのマダラクワガタ属に関する最近の知見
(O-16) 榎戸良裕:タイワンヤツボシハンミョウの調査報告
(O-17) 金尾太輔・K. Taro ELDREDGE・丸山宗利:好白蟻性Termitohospitini 族(ハネカクシ科:ヒゲブトハネカクシ亜科)の系統関係とマレーシアにおける特異な未記載属の発見
(O-18) 丸山宗利:ヒメサスライアリと共生するヒメサスライヤドリハネカクシ族Aenictoteratini(ハネカクシ科)の著しい多様化
(O-19) 楠井善久:沖縄から太平洋諸島に侵出したツヤハナムグリについて
(O-20) 小川 遼:デオキノコムシ亜科(甲虫目, ハネカクシ科)における雄交尾器内袋の分類形質としての評価
(O-21) 森本 桂:日本のキクイゾウムシ亜科
(O-22) 細谷忠嗣:トカラ列島2008?2010 年調査で採集されたコガネムシ上科甲虫
ポスター発表要旨 16
(P-1) 野村周平:アジア産ヒゲブトアリヅカムシ上族の分類および形態の取り扱いについて
(P-2) 安井通宏・初宿成彦・大阪市立自然史博プロジェクトY甲虫班:淀川水系のゴミムシ相と分布状況(第3報)本流域と支流域の種類相
(P-3) 吉富博之・Rafal RUTA:日本からも発見されたExochomoscirtes 属
(P-4) 韓 昌道・新里達也:台湾・琉球産ケズネチビトラカミキリ属の分類学的再検討
(P-5) 栗原 隆・大澤剛士・吉武 啓・吉松慎一・中谷至伸・安田耕司:研究用標本の利用促進に向けて−土生コレクションを例に−
(P-6) 浅野 真:日本国内から初めて発見されたDicranolaius 属(ジョウカイモドキ科)について
分科会講演要旨 18
(Q-1-1) 伊藤 昇:タイの自然と歩行虫
(Q-2-1) 林 成多:日本最大のヒメドロムシ,ケスジドロムシの生態に関する知見
(Q-2-2) 田島文忠:トダセスジゲンゴロウ生息地における環境条件の検討 −河川敷の水生甲虫類との比較−
(Q-2-3) 中島淳:九州島における水生甲虫の生物地理
(Q-2-4) 吉富博之:海岸岩礁と渓流との類似―チビドロムシ科とイソジョウカイモドキ属の例から
(Q-3-1) 平野幸彦:Minthea reticulate LENSE (ナガシンクイムシ科)の発見 
(Q-3-2) 生川展行:タブノキの立枯木で採集した雑甲虫
(Q-4-1) 韓昌道:アジア産トラカミキリ族(コウチュウ目,カミキリムシ科,カミキリ亜科)Clytini の分類学的再検討
(Q-4-2) 栗原 隆:Nupserha 属にまつわる諸問題
(Q-4-3) 山迫淳介:主として雄交尾器の形態に基づいた日本産ゴマフカミキリ属Mesosa の分類学的再検討
(Q-5-1) 松沢春雄:ボルネオのハムシ(東京農業大学総合研究所)
(Q-6-1) 森本 桂:ツチゾウムシ属の分類
(Q-6-2) 的場 績:殺虫剤噴霧によるゾウムシの採集
一人一話
大会参加者名簿 24



日本鞘翅学会第22回大会・日本昆虫学会関東支部第46回大会 合同大会講演要旨集
合同大会事務局, 2009.
B5, 23pp. 500円(税込・送料別)
2009年11月14・15日に東京農業大学厚木キャンパスで開催された日本鞘翅学会・日本昆虫学会関東支部の合同大会の講演要旨集




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日本鞘翅学会第21回大会・日本甲虫学会2008年次大会・日本昆虫分類学会第11回大会 合同大会プログラム・講演要旨集
昆虫関連3学会合同大会事務局, 2008.
B5, 18pp. 500円(税込・送料別)

2008年11月22・23日に松山東雲女子大学で開催された日本鞘翅学会・日本甲虫学会・日本昆虫分類学会の3学会合同大会の講演要旨集




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日本鞘翅学会第20回大会講演要旨集
日本鞘翅学会, 2007.
B5, 24pp. 500円(税込・送料別)  ※完売になりました

2007年11月3・4日に福井大学で開催された日本鞘翅学会第20回大会の講演要旨集



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日本鞘翅学会第19回大会講演要旨集
 
※発行元・弊社共に完売・品切になりました
2006年11月18-19日(千葉県立中央博物館)  
B5, 27pp. 500円(税込・送料別)




一般講演

 「コブヤハズカミキリ類2種の交雑帯周辺における形質吸収の軌跡」:高桑正敏・小林敏男・中林博之
 「インドネシア・スラウェシ島周辺のシロスジカミキリ属について-Batocera celebianaを中心に-」:永野裕・斉藤秀生
 「分類形質としてのカミキリムシ雄交尾器のとらえ方について」:斉藤秀生
 「カナダ産ネクイハムシの生態、特にキイロネクイハムシ類Neohaemoniaについて」:林成多・曽田貞滋
 「オガサワラハンミョウの現況と生活史についての知見」:苅部治紀・松本浩一・橋村正雄・永幡嘉之
 日本の水生甲虫をとりまく深刻な現状と対策-なぜ減ったのか、どうすれば守れるのか?-
  「1.日本のゲンゴロウ類の深刻な現状」:西原昇吾・苅部治紀・永幡嘉之
  「2.ゲンゴロウ類生息地におけるオオクチバス駆除の事例」:永幡嘉之・苅部治紀・西原昇吾
 「3.アメリカザリガニの拡大による水生甲虫類の激減と駆除の事例」:苅部治紀・永幡嘉之・西原昇吾
 「サドチビアメイロカミキリをめぐる諸問題」:新里達也
 「大東諸島のカミキリムシ相」:槙原寛
 「台湾産Pseudorobitis属(コウチュウ目チビゾウムシ科)の1未記載種について」:関東準之助
 「高等学校における昆虫館の設立について」:富澤健治・有松政輝・栗山茉利・清水直紀・都倉麻美・秦野拓也・清水敏夫
 「ミトコンドリア遺伝子からみたテナガコガネ亜科の系統関係とヤンバルテナガコガネの遺伝的多様性について」:細谷忠嗣・荒谷邦雄・七里浩志・佐々木健志・当山昌直
 「中国重慶市大巴山-4種のルリクワガタの混生地を訪ねて-」:井村有希・永幡嘉之
 「大台ケ原における自然再生事業にともなう甲虫のモニタリング」:岸本年郎

ポスター発表 9:00-10:30
 「東北地方のマルコガタノゲンゴロウの生息環境について」:小野田晃治
 「愛知県豊橋市の江戸時代の遺構から発見されたシャープゲンゴロウモドキ」:長谷川道明
 「コメツキムシ科の分子系統解析」:提髪玲子・大場裕一・大平仁夫
 「ハナノミ科甲虫における雌雄交尾器の構造と機能」:鶴智之
 「インドネシアのBatocera属」:斉藤秀生・永野裕
 「日本産ヒゲボソゾウムシ属(ゾウムシ科)のDNAバーコーディング」:加藤俊英・吉武啓・伊藤元己

公開シンポジウム
 「甲虫相から見た千葉県-里山と海の県、茨城・千葉・神奈川の比較から-」:山崎秀雄
 「千葉県のカミキリ相について」:伊藤敏仁
 「神奈川県の甲虫相とコガネムシ科、カミキリムシ科」:平野幸彦
 「茨城県に棲息する甲虫類とその特徴」:大桃定洋

分科会
 ゴミムシ分科会 「千葉県の歩行虫相の特徴と注目すべき種」:新井浩二
 カミキリ分科会 「日本のカミキリムシ・最近の話題」大林延夫・槇原寛・新里達也・長谷川道明
 ハネカクシ分科会 「日本未記録の属, Carcinocephalusの発見」:林靖彦
 ゾウムシ分科会 「土壌性ゾウムシAsphalmus属の種分化」:森本桂
  「新「ゾウムシデータベース」の開発と公開」:小檜山賢二・小島弘昭
  「日本産ヒラセクモゾウムシ属の分類学的研究」:平野聖・吉武啓


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日本鞘翅学会第18回大会講演要旨集
2005年11月19-20日(倉敷市立自然史博物館・倉敷市立美術館)  
B5, 28pp. 500円(税込・送料別)




公開特別講演
 「世界のブナの森と虫たち」:永幡嘉之
一般講演
 「リシリノマックレイセアカオサムシに関する追加知見-2005年度の調査から-」:井村有希・戸田尚希・永幡嘉之
 「中国四川省コンカ山とその周辺地域におけるルリクワガタ属の生息環境」:井村有希・永幡嘉之
 「日本産Physoplectus属(ハネカクシ科,アリヅカムシ亜科)の分類及び生息環境について」:新井志保・野村周平
 「岡山県北部山地におけるタマキノコムシ科(Coleoptera: Leiodidae)の出現期(予報)」:鈴木茂
 「岡山県から発見されたオビハナノミ属の1新種」:高桑正敏
 「長野県奥裾花渓谷におけるコブヤハズカミキリ属2種の分布動態」:中林博之・高桑正敏・小林敏男
 「甲虫類レッドデータの改善に向けて―分布情報の定量化の試み―」:苅部治紀・岸本年郎
 「ミトコンドリア 16S rRNA 遺伝子からみたテナガコガネ亜科の系統関係」:細谷忠嗣・荒谷邦雄・澤志泰正・佐々木健志・当山昌直
 「島根県東部および隠岐島後のドロムシ・ヒメドロムシ類」:林成多・島田孝
 「日本産クワガタムシ・カブトムシ類における分類学的問題点」:荒谷邦雄
 「雄交尾器の形質に基づいた日本産ゴマフカミキリ族の分類学的検討」:山迫淳介・森一規・栗原隆・竹内悠紀
 「幼虫の形質に基づいた日本産ゴマフカミキリ族の分類学的検討」:森一規・山迫淳介
ポスター発表         
 「ダンダラテントウの鞘翅斑紋多型における地理的変異」:河上康子・大橋和典
 「小笠原のゾウムシ類」:森本桂
 「フトカミキリ亜科Thermistis属(Saperdini)の2未記載種について」:栗原隆・山迫淳介・竹内悠紀
 「日本産ハナカミキリ亜科の雄交尾器について」:竹内悠紀・栗原隆・大林延夫
 「魅力的なジョウカイTelephoropus亜属(ジョウカイボン科)について」:奥島雄一
 「オオタカ営巣木の根際より見つかったアカマダラハナムグリ幼虫」:越山洋三
 「ムツボシシロ,イツボシシロ,ミツボシシロカミキリの分布と類縁関係」:槇原寛
 「国内の林冠甲虫相(1)-フォギング法による九州中間温帯林での調査結果-:小島弘昭・今坂正一
公開シンポジウム        
 「中四国地域の甲虫相解明-現状と課題-」:林成多・島田孝・秋山美文・山地治・藤本博文


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第52回日本生態学会大会講演要旨集 ※弊社・発行元ともに完売
2005年3月27日〜30日(大阪国際会議場)
A4, 325pp. 1,050円(税込・送料別) ※従来定価3,000円(税込・送料別)から値下改定しました
第52回日本生態学会大会の自由集会、企画シンポジウム、公募シンポジウム、一般講演、口頭発表、ポスター発表等
の要旨集(参加者約1500名、発表数700以上)。動植物全般が対象で、昆虫関連のものも多数含んでいます。




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日本甲虫学会2004年度年次大会講演要旨集 ※弊社・発行元ともに完売
2004年12月12日(大阪市立自然史博物館)
B5, 6pp. 200円(税込・送料別)
※益本仁雄氏の講演資料(B4・2枚)付き、在庫15部限り
モンゴルで採集した甲虫類、特にネクイハムシ亜科について 林成多
大阪湾とその近郊の海浜・河口における地表性甲虫相 河上康子ほか
三重県のマルテントウダマシ科 生川展行
台湾産タマオシコガネ亜科について 益本仁雄ほか

誘引ピットホールトラップによる岩湧山の歩行虫類その他の季節的活動調査 安井通宏
上翅の著しく短いオオハナノミ属の日本からの発見 初宿成彦ほか


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日本鞘翅学会第17回大会講演要旨集 ※弊社・発行元ともに完売
2004年11月20-21日(神奈川県立生命の星・地球博物館)  
B5, 27pp. 500円(税込・送料別)



特別講演:クワガタムシ商品化がもたらす生態リスク 五箇公一
一般講演:
 利尻島の高山帯において発見された日本未記録種のオサムシ 井村有希・戸田尚希・永幡嘉之
 日本から発見されたNatypleurina亜族(コウチュウ目:ハネカクシ科:アリヅカムシ亜科)の1未記載属について 新井志保・野村周平
 長野県と山梨県におけるコクワガタの形態と性比の比較 井口豊
 メキシコ産マダラクワガタ属の再検討 荒谷邦雄・近雅博・Reyes-Castillo, P.
 ミトコンドリア 16S rRNA 遺伝子からみた Dorcus(クワガタ属)とその近縁属(クワガタムシ科)の系統関係 細谷忠嗣・荒谷邦雄
 オキナワカブトムシに与える侵入本土産カブトムシの影響 1.形態比較と交雑の可能性の検証 山本幸太・細谷忠嗣・荒谷邦雄
 Mordellistenoda属(ハナノミ科)は単系統群か 鶴智之
 ヒメハナカミキリ類における分子系統と形態のすりあわせ(雄交尾器について) 斉藤秀生
 中国湖北省におけるCallimoxys属(甲虫目カミキリムシ科)の発見 新里達也・大林延夫・王文凱
 ヨナグニゴマフカミキリ種群の分類学的再検討(1)−ミトコンドリアDNAによる解析結果 加賀谷悦子・槇原寛
 八ヶ岳におけるコブヤハズカミキリ類2種の分布の動態 高桑正敏・小林敏男・中林博之
 中国四川省瓦屋山と黒竹の自然と甲虫 井村有希・永幡嘉之
ポスター発表:
 大阪市におけるダンダラテントウの季節消長と鞘翅斑紋多型の季節変異について 河上康子・大橋和典
 八ヶ岳におけるコブヤハズカミキリ類2種とその雑種から成る個体群の存在 高桑正敏・小林敏男・中林博之
 アジア産ヤシ類の訪花性ゾウムシ類について 小島弘昭・Idris Abd. Ghani
シンポジウム:
 神奈川県産甲虫5,000種を達成するには‐地域甲虫相の徹底解明に向けて‐ 平野幸彦(小田原市)
 食菌性甲虫の採集テクニック 秋田勝己
 地域甲虫相調査に有効なトラップ採集法 堀繁久
 ゾウムシ類の現状と採集法 的場績
 好蟻性・潮間帯性甲虫の採集法 丸山宗利


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日本鞘翅学会第16回大会講演要旨集 ※弊社・発行元ともに完売
2003年11月29-30日(九州大学六本松キャンパス)  
B5, 38pp. 500円(税込・送料別)



一般講演:
 ヒメハナカミキリの分子系統と同定分類に使用する形質のすり合わせ:斉藤秀生・斉藤明子
 ハチジョウノコギリクワガタの系統進化:荒谷邦雄・細谷忠嗣
 クワガタムシ科の大腮に見られる性的二型の進化パターンについて‐日本産13属の系統関係から‐
  :細谷忠嗣・荒谷邦雄
 ジュウジコブサルゾウムシ属の分類学的再検討:吉武啓
 富山県に生息するセアカヒメオトシブミ個体群の揺籃形成:荒木剛・鈴木邦雄
 ツツタマムシ亜科における分類体系の再検討(予報):兼子峰光
 レッドデータブックに掲載されているハネカクシ類:岸本年郎
 東カリマンタン森林火災直後、焼けた倒木内の甲虫類の生死:槇原寛・スギアルト
 ベニボタル幼虫の餌生物とそれに適応した口器形態:村山茂樹
 コクワガタ成虫の寿命について:井口豊
 奥尻島のオサムシが絶滅の危機:堀繁久
ポスター発表:
 ウキクサミズゾウとオオミズゾウの生態:沢田佳久
 ダンダラテントウ鞘翅斑紋多型の地理的変異と大阪市における季節変化:河上康子・大橋和典
公開シンポジウム:甲虫系統分類学の進歩 
 総論:森本桂
 (1)系統分類の方法論
 (2)昆虫の系統と甲虫の位置
 (3)甲虫の系統と大別
 (4)Archostemataナガヒラタムシ亜目
 (5)Myxophaga(=Schizophomorpha)ツブミズムシ亜目
 Adephagaオサムシ上科:佐藤正孝
 Histeroideaエンマムシ上科:大原昌宏
 Staphylinoideaハネカクシ上科:直海俊一郎
 Scarabaeoideaコガネムシ上科:荒谷邦雄
 Cantharoideaホタル上科:今坂正一
 Cucujoideaヒラタムシ上科:佐々治寛之
 Chrysomeloideaハムシ上科:鈴木邦雄
 Curculionoideaゾウムシ上科:小島弘昭
特別企画ワークショップ:甲虫のDNA研究の現状
 第一部 分類・系統・進化
  ヒメハナカミキリの系統解析の試み:斉藤秀生・斉藤明子
  オサムシの分子系統から何が分かったか?:蘇智慧・井村有希・大澤省三
 特別講演
  魚類と甲殻類のミトゲノム解析:宮正樹
 第二部 生態・行動の進化
  コガネムシ上科の進化生物学:荒谷邦雄・細谷忠嗣・近雅博
  発光甲虫の分子系統進化へ向けて:大塲裕一
 第三部 近縁種間の解析(DNAでどこまでわかるか)
  コブヤハズカミキリ類の分子系統解析:中峰空 
  クビナガオサムシ亜属とカブリモドキ亜属の分子系統:岡本宗裕


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甲虫のDNA研究の現状(日本鞘翅学会第16回大会‐甲虫DNAワークショップ‐) 
※弊社・発行元ともに完売
2003年12月1日(九州大学六本松キャンパス)
日本鞘翅学会甲虫DNA分科会  
A4, 46pp. 1,000円(税込・送料別)
 日本鞘翅学会大会の特別企画として開催されたワークショップの要旨集。
弊社在庫20部限り。



第一部 分類・系統・進化
 ヒメハナカミキリの系統解析の試み:斉藤秀生・斉藤明子
 オサムシの分子系統から何が分かったか?:蘇智慧・井村有希・大澤省三
特別講演
 魚類と甲殻類のミトゲノム解析:宮正樹
第二部 生態・行動の進化
 コガネムシ上科の進化生物学:荒谷邦雄・細谷忠嗣・近雅博
 発光甲虫の分子系統解析へ向けて:大塲裕一
第三部 近縁種間の解析(DNAでどこまでわかるか)
 コブヤハズカミキリ類の分子系統解析:中峰空 
 クビナガオサムシ亜属とカブリモドキ亜属の分子系統:岡本宗裕


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生態工学シンポジウム 講演要旨集
「農業害虫の光による物理的防除(黄色灯による害虫防除)」
A4 57pp.
価格: 1000円(税込・送料別)



有機農作物認証制度など、国民の環境保全への意識の高まりから、新たな視点からの耕種的、
物理的防除対策が求められている。黄色灯による果樹吸蛾類の防除技術が普及されてから約
40年の歴史があるが、近年、その技術が発展的に再認識され、施設作物や路地作物でも活用
されるに至っている。そこで、新しい防除対策として、「光による害虫の物理的害虫防除法」に注
目し、基礎的事項、植物影響、生産現場への導入など、総合的な観点から光と害虫に関するシ
ンポジウムを開催する。

講演内容
1.「生物への光放射応用の国際的動向」:河本康太郎 千代田工販(株) 顧問
2.「光による昆虫管理」(誘引と行動抑制)
   江村 薫 埼玉県農林総合研究センター・生産環境担当 担当部長
3.「昆虫複眼構造と行動性」:後閑暢夫 東京農業大学・名誉教授
4.「黄色灯による害虫管理」:八瀬順也
   兵庫県立農林水産技術総合センター病害虫防除部 主任研究員
5.「夜間照明による野菜への影響」:高尾保之
   東京都産業労働局 農林水産部 農業振興課 専門技術員
6.「ハウス栽培への応用」:向阪信一
松下電工(株)照明R&Dセンター 光応用グループ 主幹技師
7.「露地栽培への応用」:田澤信二 岩崎電気(株)技術開発室 技術研究所 次長
8.埼玉県での実施例紹介「黄色灯によるナシカメムシ類の防除効果」:長谷川 浩
   埼玉県春日部農林振興センター久喜普及部 主任

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日本甲虫学会2002年次大会・日本鞘翅学会第15回大会 講演要旨集
2002年11月23-24日(大阪市立自然史博物館)  B5 30pp. 残部僅少
500円(税込・送料別)

講演:
佐々治寛之 日本の甲虫分類学の行くえと指導体制
佐藤正孝 日本の甲虫研究を振り返って
森本桂 ゾウムシ類の機能形態と系統
野村周平 日本甲虫分類学の展望
口頭発表:
芦田久 兵庫県東北部のメクラチビゴミムシ相の多様性
上野俊一 中国のメクラチビゴミムシ
他 多数