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ニカメイガ 日本の応用昆虫学
桐谷圭治・田付貞洋(編), 2009.
A5, 290pp. 7,000円+税
本書「はじめに」より
本書はニカメイガを材料にして、分類、行動、生活史、個体群動態、害虫管理、発生予察、生物的防除、フェロモン利用、
耐虫性品種、作付け体系と発生型、殺虫剤抵抗性、光周期と休眠、季節適応と地理的変異、生態型、種分化、耐寒・耐凍性、
栄養生理、変態の内分泌制御など、応用昆虫学のみならず昆虫学のすべてが語られている。
主な目次
はじめに(桐谷圭治)
プロローグ
第1章 ニカメイガの研究史(桐谷圭治・田付貞洋) 3
第I部 個体群動態と発生予察
第2章 発生予察と防除(小山重郎) 17
第3章 イネの栽培体系と発生動態(森本信生・岸野賢一) 37
第4章 発生予察法の改善 フェロモントラップの利用(近藤章) 55
第5章 マコモ寄生とイネ寄生(田付貞洋) 69
第6章 個体群動態 大発生と潜在的害虫化(桐谷圭治) 82
第II部 IPMとその展開
第7章 天敵と生物的防除(広瀬義躬) 99
第8章 農薬に対する抵抗性(昆野安彦) 122
第9章 性フェロモン 利用とその展望(田付貞洋) 135
第10章 イネの品種と耐虫性(江村薫) 149
第III部 生態現象の生理的機構
第11章 生活環の地理的変異(岸野賢一) 163
第12章 食性からみた水稲との関係(平野千里) 181
第13章 配偶行動と環境条件(菅野紘男) 197
第14章 休眠と耐寒性(積木久明・後藤三千代) 209
第15章 幼虫休眠と内分泌制御(八木繁実) 225
エピローグ
第16章 未来に向けて(田付貞洋・桐谷圭治) 245
おわりに(田付貞洋) 249
引用文献 253
事項索引 283
生物名索引 287
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動物学ラテン語辞典 ※弊社・発行元ともに完売
小野展嗣(編), 2009.
B5, 810pp. 25,000円+税
本書の特色
・日本ではじめての本格的な動物学のためのラテン語辞典。約18,000語を採録。
・「ラテン語−日本語」「日本語(ローマ字化)−ラテン語」のいずれからも引ける。
・ラテン語文法が分からなくても引きやすい構成。
・ギリシア語起源の言葉も多数集録。
・学名に関する簡潔な解説。
・原生動物から脊椎動物に至る動物群の門、綱、目の名称を集録。
・話題の動物の学名の語源が分かる。
・動物学のためのラテン語豆知識。
・判型をB5サイズとし、「引きやすく」「見やすい」紙面。
主要目次
辞典の部
凡例
「ラテン語−日本語」辞典
「日本語−ラテン語」辞典
解説の部
ラテン語文法の基礎知識
動物学におけるラテン語の役割
参考文献
用語索引
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復刻・拡大版 植物学ラテン語辞典 ※弊社・発行元ともに完売
豊国秀夫(編), 2009(1987).
B5, 384pp. 12,000円+税
1987年に至文堂から発行された元版を、B5サイズに拡大して復刻。
本書の特色
・日本ではじめての本格的な植物学のためのラテン語辞典。約7,800語を採録。
・「ラテン語−日本語」「日本語(ローマ字化)−ラテン語」のいずれからも引ける。
・記載用語・用例を多数集録。
・種子植物・シダ植物のみならず藻類・菌類・蘚苔類の記載用語も採録。
・種子植物の主要な属名および種小名も採録。
・名詞・形容詞の語尾変化(転尾)を詳細に分類し、記号・番号をつけて整理。それによって正しい語尾の変化を知ることが出来る。
・辞典としてはじめて詳しい文法部を設け、新考案のラテン語記載文構成表を添付。文法的に正しいラテン語記載文が書ける。
・A5サイズの元版からB5に拡大、「引きやすく」「見やすい」紙面。
主要目次
辞典部
凡例
植物学 ラ―和辞典
植物学 和―ラ辞典
文法部
植物学 ラテン語文法
文献
植物ラテン語特徴記述簡便チャート
植物ラテン語記載簡便チャート
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生物学名辞典
平嶋義宏, 2007.
B5, 1344pp. 45,000円+税
約35000語を索引に収録した大辞典。学名の語源と意味を詳細に解説.生物学に携わる人たちの学名への理解を深め、
分類学を志す人たちに命名のためのさまざまなヒントを提供、学名に関するエピソードや命名の方法についてトピックで紹介。
豊富な動植物の写真や図版を掲載。
本書の特色
●約35000語におよぶ用語を索引に収録する大辞典。
●生物学に携わる人たちに学名をより身近な存在として紹介。分類学を志す人たちには、命名のためのさまざまなヒントを提供。
●動物,植物,細菌などの学名の語源と意味を詳述。
●学名に用いられる古典語(ギリシア語とラテン語)の語彙を全12章に分けて解説。
●約120項目余りの囲み記事により、学界のトピックス,学名に関するエピソードなどを紹介、さらに「命名法ドリル」により,学名の付け方を学ぶ。
●約400点の豊富な動植物の写真や図版を掲載。
主な目次
第1章 古典語の変化語尾
第2章 接頭辞
第3章 接尾辞
第4章 縮小辞
第5章 一般的な形容詞
第6章 色に関する用語
第7章 形と寸法に関する用語
第8章 表面構造に関する用語
第9章 動物体の構造に関する用語
第10章 植物の構造に関する用語
第11章 環境に関する用語
第12章 動物の行動に関する用語
参考文献/付図出典/高次分類群名索引/属名索引/種小名索引/和名索引
[囲み記事]:
ワライカワセミの属名はアナグラム/一番短い学名/世界最小の魚の学名/命名法ドリル -下図の虫に新属名をつけてみよう-/
学名が変更できないのは常識/Neo-が「新しい」とばかりは限らない/属名と種小名が同じ意味の学名/ほか
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生物学名概論
平嶋義宏, 2002.
A5, 249pp. 4,600円+税
「新版 蝶の学名」などこれまで5冊の学名に関する名著を発表されてきた
著者が書いた初めての学名入門書。「学名は苦手」という方でも楽しく読み
進めることができ、また「国際動物命名規約 第4版」をお持ちの方にも
非常に参考になる1冊。
主要目次
第1章 学名とは
これだけは知っておきたい学名の知識
学名の読み方
面白い学名、感心する学名
第2章 学名に親しもう
これだけは知っておきたい動物の学名
これだけは知っておきたい植物の学名
第3章 リンネがつけた学名の研究
リンネの功績
リンネがつけた植物の属名−日本の草本から
リンネがつけた鳥の属名
リンネがつけた昆虫の属名
特徴的なリンネの蝶と蛾の分類と命名
リンネがつけた動物(甲虫のスカラベ属)の種小名
リンネがつけた植物(日本の草本)の種形容語
リンネがつけた学名のまとめ
第4章 命名規約−総論
命名規約の歴史
命名規約の原理
学名はラテン語として扱われる
学名の適格で有効な発表
同位の原理
タイプの概念
シノニムとホモニム
動物命名法国際審議会
第5章 命名規約−各論
分類体系と学名
科群名
属と亜属
種と亜種
どんな学名が望ましいか
属名の性
ほかに「囲み記事」を34件収録
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動物学名の仕組み 国際動物命名規約第4版の読み方
大久保憲秀, 2006
B5, 301pp. 2,857円+税
国際動物命名規約第4版を利用される方、学名に興味をお持ちのすべての方にお勧めの解説書。
「学名はどうしてイタリックなの?」「ホモニムVSシノニム」「andとetと&」など、48編の「囲み記事コラム」あり
(著者の専門は土壌動物(ササラダニ))。
著書「まえがき」より
(略)
国際動物命名規約というとプロのためのハンドブックのような感覚があるので、一般の方は始めか
ら敬遠するかもしれない.第1版和訳書は本文だけならたった51頁(A5版)なのだが、学生のころ
結溝とっつきにくかったのを覚えている.分類に興味がない人には確かにつかみ所がないだろう.第
4版和訳書の本文はB5版85頁(実質2倍強)に膨張した.こんなものはプロでなければ読めるはず
がないのだ.本書は,毛色の変わった解説書である.プロからアマまで動物の学名を扱うすべての人
を対象とし,欲張って執筆した.プロの方には可能な限りの解釈方法をこれでもかというほど提示さ
せてもらった(書名の副題がテーマである).アマの方には書名のとおり「動物学名の仕組み」につい
てのドキュメントタッチになっている.ただし専門家でなければちょっと(かなり?)難しいかもしれない.
しかし,ややこしい所は飛ばし読みをすれば,真に解説書を希求して本書を手にされた方も,おおよそ
記載分類にかかわりのない方も,記事のあちこちに必ずや興味を持っていただけるのではないかと思う.
(中略)
条文は,互いに関連し合っている.始めから終わりまで何回も読み返さなければ全体像は見えてこ
ないものである.そのような精読が,薄い第1-2版では可能であった.複雑肥大化した第4版では,
問題が多いこともあって,1回読むだけで精根尽きてしまう.独学で(解説書なしという意味で)時
間をつぶすのははっきり言って損である.本書はかなり大部であるが,粗読一回でも原本を数回読む
だけの理解が得られるだろう.国際動物命名規約と見比べながら読むべきものであるが,本書だけで
も耐えるように書いたつもりである.必要な条文だけ拾い読みするのではなく,ぜひ始めから順番に
読んでみていただきたい.必ずやアマチュアの方には目からウロコ,プロの方には驚天動地の感覚を
味わっていただけるものと思う.多くの人にとって学名操作の時間の節約になれば嬉しい.そして学
名のより正しい運用が推進されれば幸いである.
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国際動物命名規約第4版 日本語版追補
動物命名法国際審議会 2005(2000)
B5, 135pp. 2,667円+税
「国際動物命名規約第4版日本語版」の刊行から5年が経過し、2003年の条項の一部を改正する布告書の内容および日本語版の
不適切な表現についての訂正などの「追補」情報2ページを加えた新装本(ソフトカバー)。
※「追補として加えられた2ページ」以外には、本文自体の追加・訂正等はありません。
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国際動物命名規約第4版 日本語版
動物命名法国際審議会, 2001(2000)
B5, 133pp. 2,381円+税
2000年に発行され、大変好評で売り切れになっていたが、2001年に少部数増刷されたもの。印刷コストを抑えるためソフトカバーに
なっているが、内容は2000年発行のハードカバーのオリジナル版とまったく同一。
※2005年発行の「追補版」で加えられた2ページにつきましては、コピーにて補充済です。
※弊社在庫数冊です。
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ニホンカワウソ -絶滅に学ぶ保全生物学-
安藤元一, 2008.
A5, 233pp. 4,400円+税
日本では今や幻となってしまったカワウソだが、ヨーロッパや韓国では近年回復傾向が顕著だという。
なぜ日本だけ絶滅してしまったのか、またその過程を検証することによって、
他の絶滅危惧種の保全に対して今なすべきことが浮かび上がる。
主な目次
第1章 ニホンカワウソと人間の関係史 -古くからのつきあい- 1
第2章 カワウソという生きもの -形態・分類・生態- 40
第3章 日本のカワウソ -絶滅の過程をさぐる- 77
第4章 韓国のカワウソ -自然保護の象徴種へ- 121
第5章 世界のカワウソ保全活動 -教育と啓発- 146
第6章 再導入を考える -教訓に学ぶ- 180
参考文献 211
おわりに 223
索引 225
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昆虫の保全生態学
渡辺守, 2007.
A5, 190pp. 3,000円+税
チョウやトンボなどの身近な昆虫を通して、生態学からみた保全の考え方についてわかりやすく解説。
具体的な調査方法やフィールドでの事例を豊富に紹介し、実際の保全に役立つ基礎知識を詳述。
生態学を学ぶ学生はもちろん、自然再生や環境教育に携わる人たちにお勧めの1冊。
主な目次
はじめに
第1章 チョウの世界・トンボの世界 身近な昆虫と名も知らぬムシ 1
第2章 生息環境 「自己中」に徹する生き物たち 13
第3章 個体群動態 産めよ増えよ地に満ちた? 33
第4章 生活史戦略 一人で生きているわけではないけれど・・・・・・ 84
第5章 保全の理念と戦略 守ってあげたい心はどこに 123
第6章 絶滅危惧種ヒヌマイトトンボの保全 言うは易し行なうは難し 156
おわりに 175
さらに学びたい人へ 179
参考文献 182
索引 188
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チョウの生物学
本田計一・加藤義臣(編), 2005.
A5, 626pp. 9,500円+税
分類、遺伝、発生、生理、生態、行動、そして保全など、さまざまな視点から華麗なチョウの
世界を総合的に捉える。チョウに関心をもつすべての人たちに贈るチョウ研究のスタンダード。
主要目次
I:種と多様性
第1章 系統と種分化
第2章 分子による系統研究
第3章 形態と体色
第4章 翅と斑紋
II:発育と生理
第5章 栄養摂取と体内物質の動態
第6章 感覚
第7章 成長と発育
第8章 成長・発育(変態)のホルモン調節
III:採餌と繁殖
第9章 成虫の採餌行動
第10章 食性と寄主選択
第11章 配偶行動
第12章 繁殖の生態・生理
IV:適応戦略
第13章 季節適応
第14章 移動と分散
第15章 個体群の生活戦術
第16章 防衛戦略
第17章 ほかの生物との共生
V:保全
第18章 保全研究の現状と対策
第19章 環境評価と環境インパクト
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昆虫分類学 ※弊社・発行元ともに完売
平嶋義宏・森本桂・多田内修, 1989.
A5, 597pp. 10,000円 +税
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生物体系学
直海俊一郎, 2002.
A5, 360pp. 5,200円+税
プラトンやアリストテレスの時代から、地球上の多様な生きものたちの世界の体系化を
試みてきた生物体系学。その構造・論理・歴史を分類学、分布学、系統学、歴史生物地理学、
狭義体系学の5つの視座から丹念に読み解き、新たな生物体系学の構築をめざす意欲作。
主要目次
第1章 体系学
理論と学問
体系学における多元論
従来のclassification, taxonomy, phylogeneticsおよびsystematics
Classification, taxonomy, phylogeneticsおよびsystematicsの訳語
新しい生物体系学
第2章 体系学の歴史と様々なアプローチ
プラトンとアリストテレスの分類へのアプローチ
リネーウスの生物分類とプラトンに源を発する類型学
慣習分類学
進化体系学
数量表形学
分岐学
第3章 分類学
生物分類の手順
リネーウス式階層分類
生物をいかに記載・分類するか
生物分類の実践
分類学の積極的評価
分類学者が試みた系統学的研究における諸問題
第4章 分布学
分布学とはどういう学問か
分布学の研究
ブチヒゲハネカクシ属の研究をとおして分布学の重要性を知る
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テントウムシの自然史
佐々治寛之, 1998.
A5, 256pp. 4,000円 +税
1998年1月30日発行
日本人に親しまれてきたテントウムシ。かれらを材料に分類、系統進化、種の多様性、
生活史など、さまざまなテーマで展開されるひとつの自然史研究を見ながら、身近な
生きものたちから始まる自然史科学のおもしろさにふれる。
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クモの生物学
宮下直(編), 2000.
A5, 280pp. 5,200円 +税
陸上生態系のハンター、クモ。その起源は古生代にさかのぼる。かれらは特有の有毒物質を
持ち、糸を紡ぎ出し網を張る能力がある。かれらの進化・生態・行動にスポットをあてながら、
現代生物学の視点から気鋭の研究者たちが最近の研究動向について書き下ろす。
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アブラムシの生物学
石川統(編), 2000.
A5, 344pp. 6,200円+税
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ダニの生物学
青木淳一(編), 2001.
A5, 431pp. 7,400円+税
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動物分類学の論理
馬渡峻輔, 1994.
A5, 233pp. 3,300円+税
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環境昆虫学
本田計一・本田洋・田付貞洋(編), 1999.
A5, 568pp. 8,500円+税
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生物系統学
三中信宏, 1997.
A5, 458pp. 5,600円+税
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応用昆虫学入門※弊社・発行元ともに完売
松本義明・松田一寛・正野俊夫・腰原達雄, 1995.
A5, 219pp. 3,300円 +税
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